保守党分裂選挙は女性対決に

「鉄の女」ことマーガレット・サッチャー以来の女性首相誕生でしょうか・・・?

引用

英EU離脱 次期首相は女性 保守党党首選、メイ氏VSレッドソム氏

【ロンドン=岡部伸】キャメロン英首相の辞意表明に伴う与党、保守党の党首選は7日、候補者3人を対象に同党下院議員330人による第2回投票を実施。199票を獲得し1位のメイ内相(59)と84票を得て2位のレッドソム・エネルギー閣外相(53)が決選に残った。2候補とも女性となったことで、英国で故サッチャー氏以来の女性首相が誕生する。

 3位のゴーブ司法相(48)は落選となった。

 決選は、8月に一般党員約15万人による郵便投票が行われ、投票結果は9月9日に発表される。次期首相は国民投票で、欧州連合(EU)離脱を選択した英国とEUの関係を交渉することになる。

 メイ氏は、EU残留を訴えていたキャメロン氏の事実上の後継者で、離脱派の主張にも理解を示し、出馬表明後も、国民投票の結果を尊重、やり直しはしない姿勢を表明している。

 一方、離脱派運動で活躍したレッドソム氏は、直前に出馬を断念した離脱派リーダーのジョンソン前ロンドン市長の支持も得て、投票で離脱と選択された以上、「党首は離脱派から」と主張し、残留派が多数の議員による選挙は劣勢となっていた。ただ、離脱派が過半数の一般党員選挙では勝機があるとしている。

 最終更新:7月8日(金)1時20分 「産経新聞」より
デイビッド・キャメロン首相の辞任に伴い、保守党の党首選となったイギリス、EU離脱を訴えておきながら党首選に出ないと言う言い出しっぺな態度に出たボリス・ジョンソン氏ではなく誰になるのかが焦点でしたが、テリーザ・メイ内相アンドレア・レッドソム閣外相がそれぞれ決選投票に進んだみたいです。

メイ内相、レッドソム閣外相共に女性であり女性対決となった党首選、これに勝てば新たなイギリス首相の座を得るわけだが、あのサッチャー以来となる女性首相となるだけに、関心も集まってます。

EU離脱と言う大事な任務を担うわけだが、閣僚経験が豊富なメイ内相はキャメロン前首相に立場が近く、いわゆる「残留」支持ではあったが離脱派にも耳を傾ける多様性を持っており、かねてからやり直し論が高い国民投票に関しても結果が全て、やり直しはしないと訴えている一方、レッドソム閣外相はジョンソン氏の支持を得てか強気だが、残留支持を訴える者も少なくない議会より離脱を訴える考えが過半数の一般党員票をターゲットとしており、政府内で懸念も一般党員から支持を集めると言うドナルド・トランプさながらの姿勢かも知れません。

残留と離脱で割れている保守党、ポンド安による経済の混乱や2分された世論、そしてスコットランドと北アイルランド問題再燃と言うリスクを抱えてるイギリスだけに、メイ内相もレッドソム閣外相も「危険な橋を渡る」ことになりそうです。リアルな「ロンドン橋」?

2ヶ月にも及ぶって言いますから、この間どうなりますか。東京都知事選挙が自民分裂対決となるならイギリス保守党党首選もまた分裂選挙になりそうです。リベラルなメイ内相とジョンソン氏に代わる離脱派トップのレッドソム閣外相と言う構図ってことで。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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