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清原、やっぱり「有罪」だけど

今日から交流戦でプロ野球が盛り上がるこの頃ですが、その始まりの日に奇しくもあの方に審判が下ったみたいです。

引用

清原被告に有罪、懲役2年6月・執行猶予4年

 覚醒剤取締法違反(使用など)に問われた元プロ野球選手でタレントの清原和博被告(48)に対し、東京地裁は31日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 吉戒純一裁判官は「被告の覚醒剤に対する依存性、親和性は顕著かつ深刻で、常習性も強い。プロ野球からの引退後に目標を失ったなどの事情があっても刑事責任は軽くない」と述べた。

 一方、判決は「被告は反省して二度と覚醒剤に手を出さないと誓い、父親や知人らが更生を支援すると述べている。選手として活躍しながら、厳しい社会的制裁を受けたことなども酌むべき事情だ」とも言及した。

 起訴状によると、清原被告は昨年9月1日頃、群馬県太田市のホテル客室で、知人の無職小林和之被告(45)(覚醒剤取締法違反で公判中)から覚醒剤約1・2グラムを8万円で譲り受けたほか、今年2月1日頃、東京都港区のホテル客室で覚醒剤を使用するなどしたとしている。

 2016年05月31日 13時51分 読売新聞
懲役2年6ヶ月・執行猶予4年と言う有罪判決が下った清原和博被告、裁判長の「被告の覚醒剤に対する依存性、親和性は顕著かつ深刻で、常習性も強い。プロ野球からの引退後に目標を失ったなどの事情があっても刑事責任は軽くない」と言う厳しい言葉とは裏腹にこの判決は何なのかと正直思うんだよね・・・。

今月17日に東京地裁で行われた初公判から2週間余で決着がついた清原裁判、有罪は当然だとしても執行猶予付きの判決はちょっと甘いと思います。薬物ほど再犯率が高い犯罪はないから執行猶予なんて付けないほうが社会のためだと思うのに、なぜ執行猶予を付けるのか、意味が分かりません。
「被告は反省して二度と覚醒剤に手を出さないと誓い、父親や知人らが更生を支援すると述べている。選手として活躍しながら、厳しい社会的制裁を受けたことなども酌むべき事情だ」って判決文でこんな言及があったけど、更生って薬物は簡単に更生できるものじゃないです。支援するって一部が甘い姿勢をとるから半ば甘い判決になるんじゃないかって思うんだよ。確かに孤立させればまた同じ誤ちを繰り返すリスクはあるけども。

元プロ野球選手、それもスーパースターだったと言うことで社会に与える影響も少なくないし、だったら実刑に処すのが当然です。江夏豊氏はそうでした。だったらなぜ江夏と同じ厳罰を清原に下さなかったんだ!?
出所してもGPSを取り付けられて監視されるか、週に3回は警察行って尿検査を受けることを義務化しなければなりません。清原に限らず全ての薬物関与者はそうして欲しいです。

覚醒剤に手を染めたが為に落ちぶれてしまった清原、いい時の自分に甘え続けて現実から目を背け続けた代償はかくも重いです。二度と薬物に手を出しませんって、世間は冷ややかな目で見るでしょう。
「清原!? あいつは球界だけじゃなく世間を失望させたから『二度と公の場に出てくるな!!』 って吐き捨てたいよ」と。

関連記事としてこちらも見て下さいませ。 → 法廷に姿を見せた清原

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