「どっちもどっち」じゃないの?

難民を巡る問題で世論が2分されている状態の中、暴力沙汰にまで発展したみたいです。

引用

「反難民」に抗議の500人拘束 独右派党員大会

【ベルリン=宮下日出男】ドイツ南部シュツットガルトで4月30日、反難民・移民を主張する新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AFD)の党員大会開催の妨害を図った市民グループと警官隊が衝突し、約500人が一時拘束された。警官2人も負傷した。

 独メディアによると、左派系活動家を含む約1500人が同日、党員大会の会場周辺に集まり、「難民は残り、ナチスが出ていけ」などとAFDへの抗議活動を実施。一部が瓶を投げたり、タイヤに火をつけるなどして暴徒化したため、警官隊が催涙スプレーなどで応戦した。

 AFDは昨年の難民申請者が約110万人に上ったドイツで、メルケル首相の寛容な難民受け入れ策を批判。3月に3州で実施された州議会選挙では1州で第二党になるなど、国民の不満を吸収して躍進し、来年の総選挙で台風の目になる可能性が指摘されている。

 ペトリ党首は党員大会の開幕演説で「選択肢を示せない首相はもはや裸だ」とメルケル氏を批判した。

 最終更新:5月2日(月)7時55分 「産経新聞」より
ドイツ南部・シュツットガルト難民や移民排除を訴える極右政党・AFD(ドイツのための選択肢)が党員集会を開こうとしたところ、それを良しとしない市民グループが「難民は残り、ナチスが出ていけ」と声を荒げて抗議活動を展開し、大乱闘に発展してこれを見て駆けつけた警官隊に対しても矛先を向け収集がつかない事態となったみたいです・・・。
この騒ぎで500人が拘束されたが、難民を巡る問題はここまで深刻化したのかと思うし、これまで難民を受け入れ続けたドイツ社会の「暗部」を露呈したと言えます。

アンゲラ・メルケル政権に対する反発もあるかも知れないが、難民や移民に職を奪われると言う懸念から反移民・難民を掲げる勢力が暗躍し、国民の不満は極右の台頭につながるのはどの国でもあるってことだ。

そんな極右の台頭を良しとしない左派市民グループ、いくらAFDなど極右勢力が過激な言動を展開しているからって暴力に訴えるのは「目には目を」的なものでありヤクザの考えもいいところです。人種差別や排外主義を許すなと掲げておいて過激な言動でやり返すのって矛盾も矛盾。自分たちの考えに背くと言う理屈で暴力に訴える、左翼も所詮考えは極右と同類だって思われるだけです。言うなれば左翼も極右も善悪二元論に基づく単純思考ってことです。

結局左翼にせよ極右にせよ、意に沿わない、気に入らないことには暴力で訴える姿勢だってことが分かります。でもそんな理屈はヤクザもそうだしイスラエルとパレスチナの考えと転で変わらないし、外からは「同類」としか見られません。

極右を批判する前に左翼は自分たちのこの姿勢を改める必要があるんじゃないんですか? 人権保護や人種差別及び排外主義の根絶を利用して過激な言動に出るのはあまりにも感情的だし、不毛な対立しかもたらさないし世論からいい目で見られません。
これではどっちが極右なのか全然区別がつかないし、その言動がドイツのイメージを悪くしていることにも気づいてないのか、ホントAFDなど極右勢力も左翼も・・・。メルケル政権にとって頭痛の種だけが増えて仕方ない。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

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