ここも「世界の火薬庫」、ナゴルノカラバフ

朝鮮半島、カシミール、パレスチナ、チェチェン、紛争が起こりやすい地域はたくさんあれどここもです。

引用

歴史的対立、大国の影も=ナゴルノカラバフ

【モスクワ時事】係争地ナゴルノカラバフをめぐり、2日に1994年の停戦合意後で最悪の軍事衝突を起こした旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャン。

 隣国の長年の対立は民族や宗教の違いに由来し、地政学上もロシアやトルコなど大国の思惑が絡み合う。自制を求める国際社会の声は届きにくい。

 アルメニアは古代にキリスト教を国教化し、宗教的にはロシア正教会と同じ東方正教に属する。南カフカス地方では唯一の親ロシア国家だ。一方、アゼルバイジャンは中世にイスラム教を受容し、トルコとの民族的つながりが深い。

 両民族などの居住地域が入り組む南カフカスでは20世紀前半のロシア帝国崩壊時にも領土紛争が発生。ソ連崩壊前後のナゴルノカラバフ紛争(88~94年)では推定3万人が死亡した。

 双方の不信感を深刻化させたのが、第1次大戦中のオスマン帝国によるアルメニア人迫害の歴史だ。アルメニアやロシアが「ジェノサイド(集団虐殺)」と断じる一方、トルコは大戦下の混乱で多数が死亡したことは認めているがジェノサイドではないと反発。こうした対立がトルコの友好国アゼルバイジャンとアルメニアの関係にも影を落としている。

 またロシアは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国トルコとの最前線という地政学的理由からアルメニアを重視してきた。アルメニアにはロシア軍や国境警備隊が駐留。昨年11月、シリア駐留ロシア軍機がトルコに撃墜されて以降、ロシアはアルメニアに空軍機を増派し、トルコを軍事的にけん制している。

 最終更新:4月4日(月)7時10分 「時事ドットコム」より
アルメニアが事実上の自国領としているアゼルバイジャンナゴルノカラバフ自治州で、今月2日両国が軍事衝突に発展して30人が死亡すると言う事態となったが、アゼルバイジャンが自分たちのものだとするナゴルノカラバフ自治州、いやいやそこは我々のものだと主張するアルメニア、領土を巡る対立が生んでますが、長年民族及び宗教対立を繰り返した両国、さらに地理的にロシア・トルコと近いが為にロシアとトルコの対立まで起こしており、複雑怪奇な様相です。

ソ連崩壊に伴い独立したアゼルバイジャン及びアルメニア、しかしナゴルノカラバフ自治州の問題から対立し、かねてから宗教や民族の問題から仲が悪いことから、紛争になってもおかしくない状況でしたが、現にそうなっちゃった感がします。

ロシアにすればトルコへの警戒からアルメニアを重要視してるけど、トルコは同じイスラム国家であるアゼルバイジャンとの関係が深く、当事国のみならず大国の利害と言うか関係が入り交じる。シリアやイエメン問題におけるイランとサウジの対立にも見て取れます。

コーカサス地方はロシアとトルコの対立に度々巻き込まれたが、アゼルバイジャンとアルメニアは最もそれに該当してるのでは・・・? バルカン半島、特に旧ユーゴを彷彿させるギスギスした雰囲気であることに変わりはない。停戦合意から20年以上経って再び緊張状態、ナゴルノカラバフを巡る戦争は続いてるってことですか・・・。ここも本格的な戦争に発展しておかしくない地域って見なしたくなります。

theme : 戦争
genre : 政治・経済

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