判定勝ちでV10

前回の相手同様、厳しい相手でした。

引用

山中 判定で日本人4人目V10!2度ダウンで「目が覚め」逆襲

 WBC世界バンタム級王者・山中が、両者2回ずつダウンする激闘を制して国内歴代3位タイとなる10度目の防衛に成功した。準地元・京都への凱旋試合で3回、挑戦者ソリスの右ストレートを受けて2度ダウン。それでも左ストレートを軸に立て直し、ジャッジ3人が10点差をつける大差の3―0判定勝ちを収めた。日本人の2桁防衛は13回の具志堅用高、11回の内山高志、10回の長谷川穂積に続き4人目となった。

 満員の観衆が、山中に色気を出させた。2回に押さえ込むような右フックでダウンを奪い、迎えた3回。「1、2回で(相手との)距離が分かったので油断したところがあった」。不用意に右を出した場面で右ストレートをまともに食らい、世界王座を奪取した11年11月のエスキベル(メキシコ)戦以来のダウンを喫した。起き上がり、焦って左を大振りしたところで再び右カウンター。キャンバスに尻もちをつき、場内は悲鳴に包まれた。

 「前に重心がかかりすぎた。やってしまったと思った」。だが、満員の観衆が、山中を奮起させた。4回以降は「シンスケ」コールを背に受けて左ストレートを顔面に何度も突き刺し、勢いづくソリスをのけ反らせた。中盤からは左ボディーも有効に使い、9回には左カウンターで再び挑戦者がダウン。最終回はKO寸前に追い込み「もう少し早くあの展開にできたらよかった」と反省したが、4回以降は1ポイントも失わずに試合を終わらせ、「声援がなかったら、あそこまで頑張れなかった」と感謝した。

 山中は「ダウンで目が覚めた。そこから足が動きだした」と振り返り、大和心トレーナーは「ボディーストレートが効いていた」と分析したが、劣勢を立て直したのはやはり武器の左だった。京都は南京都高(現京都広学館高)時代に3年間、ボクシングに明け暮れた地。実家から片道2時間以上かけて通い、故武元前川監督の指導でサウスポーに転向し、「左肩まで入れてしっかり打つ」パンチを教わって“神の左”の礎を築いた。「凄くワクワクしながら部活に行っていた。左ストレート一本で勝ち上がっていったけど、スタイルは今も高校から変わっていない」。自分の原点の場所での戦いで、負けるわけにはいかなかった。

 「武元先生は“まだまだだな”と言ってると思う。もっと強いところを見せたかったんですけど悔しいです」。昨年9月、モレノ(パナマ)とのV9戦でも判定勝ちに終わり、悔いを残した。しかし、2試合続けてKOを逃したこの日は「自分のボクシングを忘れずに戦えたことは、前のモレノ戦で得たもの。それが少しずつ出たのはよかった」と収穫を口にした。

[ 2016年3月5日 05:30 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
前回辛くも判定勝ちで9連続防衛を果たしたWBC世界バンタム級チャンピオン・山中慎介、今回はリボリオ・ソリス(ベネズエラ)の挑戦を受けましたが、ソリスの右ストレートで2回ダウンを喫するなどヒヤヒヤしましたが、その後持ち直して試合を優位に進め、最終的に判定に持ち込まれるも大差で判定勝ちを収めたようです。

2ラウンド目でソリスからダウンを奪った山中だが、3ラウンド目でまさか2度もダウンを食らうと言う異常事態、前回の相手以上に強敵だと思ったが、さすがは山中、ここで気持ちを切り替えて「伝家の宝刀」左ストレートを軸にソリスを圧倒、満員の観客の声援をバックに奮い立ったと言えます。
「ダウンで目が覚めた。そこから足が動きだした」と振り返った山中だが、あのダウンから切り替えのスイッチが入った感じです。

「自分のボクシングを忘れずに戦えたことは、前のモレノ戦で得たもの。それが少しずつ出たのはよかった」とコメントした山中、2連続判定勝ちとは言え自分のファイトスタイルの「原点」に返って勝利したことはまた自信となったのではないでしょうか。

史上4人目となった2ケタ防衛、この数字をどこまで伸ばせるのか、山中のビクトリーロードはまだ続いてほしいですね。

theme : ボクシング
genre : スポーツ

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