「宝探しで7世紀の金銀を発見」ねェ・・・、歴史的発見です
イギリス中部にあるスタッフォードシャーで、金属探知機を用いて宝探しをしていた55歳の男性が、なんとある農地で7世紀のものとされる金や銀で出来た装飾品を発掘したということで、ちょっとした話題となっているようです。引用
英国:宝探して18年 55歳無職の男性、7世紀の金銀発見
【ロンドン共同】英国中部スタッフォードシャーの農地で、金属探知機を使って「宝探し」をしていた無職の男性(55)が、金や銀などでできた7世紀ごろのものとみられる装飾品など約1350点の考古品を発見した。英メディアが26日までに伝えた。
英メディアによると、発見された品々は、5~6世紀ごろにヨーロッパ大陸から現在の英国に移動し、その後イングランド地方を支配したアングロサクソン人によって作られたもので、英BBC放送は「量、質ともに空前」の発見と伝えた。
BBCによると、見つかった考古品のうち少なくとも650点は金でできており、重さは計約5キロに達する。剣の柄頭やさやなどほとんどは武器に関するものだが、装飾が施され、宝石が埋め込まれたものもある。男性が7月上旬に発見した。専門家の一人は「100万ポンド(約1億4300万円)以上の価値」があると話している。
英国では、金属探知機を使った「宝探し」を趣味とする人がおり、発見者の男性は約18年間、宝探しを続けていた。
毎日新聞 2009年9月26日 東京夕刊
今回男性が発掘した品々は5世紀から6世紀にかけて現在のイギリスに移動して、イギリスを支配したアングロサクソン人によって作られたものであることから、イギリスの大手メディア・BBCは早速「量、質ともに空前」と伝えたようです。
この品々を発掘したこの男性は、一躍有名人になったのではないでしょうか? 何せ7世紀のものとされる装飾品を発掘したんですからね。日本でも良くどこかで縄文時代の土器や装飾品が発掘されたってニュースもありましたからね。
BBCによれば今回発掘された1350点の品々のうち、650点は金で出来ており、重さは約5キロとされておりほとんどが武器に関するものであるものの、宝石などの装飾が施されており、専門家の一人は「100万ポンド(約1億4300万円)以上の価値がある」と評しているようです。だとしたら世紀の発見ではないだろうか!? 長く歴史の中で埋もれていた宝がここに発見ですからね。
最近イギリスでは金属探知機を使った宝探しを趣味にする人が増えており、また今回この宝を発掘した男性は18年間宝探しを続けていたことで、どこかに歴史的な宝があると信じて宝探しを続けていたんでしょうね。
いつの時代も宝探しはロマンと探究心をくすぐりますが、ましてや歴史的な宝だったらなお更でしょう。日本でもナウマンゾウの化石や縄文・弥生時代の装飾品や遺跡が何処かで発見されたらニュースになりますからねェ・・・。この男性、その内エジプトやメソポタミア辺りにも行くんでしょうかね?