ポーランドとバルト3国に拠点をしく

ロシアを安保上の「脅威」と見なしつつあるみたいです。

引用

<NATO>対露拠点、東欧最前線に兵力常駐へ

【ブリュッセル斎藤義彦】北大西洋条約機構(NATO)は10日の国防相会議で、ロシアに近い最前線に“抑止拠点”を設置する「防衛抑止態勢」の新原則で合意する。ロシアのウクライナへの軍事介入以降、東欧で一時的に兵力を増強してきたが、比較的小規模な常設拠点を東欧に設置し、交代で兵力を送り込むことで、ロシアに対する抑止力のシンボルとする。

 複数のNATO外交筋が毎日新聞に明らかにした。

 NATOは7月の首脳会議に向け、防衛や抑止態勢の総合的な見直しに取り組んでおり、その第一歩として10日の国防相会議で抑止態勢の原則を定義し直す。ロシアの脅威が新たな課題になっていることから、ロシアと接するバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、ポーランドに「前線駐留強化部隊」(仮称)を配置する原則を確認する。

 詳細はNATO軍幹部が首脳会議までに詰めるが、兵力数百人単位の複数の小規模な拠点を最前線に設置。加盟国が交代で兵力を送り込む。ロシアが万一、侵攻する場合、大規模兵力が即応する用意があることを示すシンボルの役割を果たすことが想定されている。

 外交筋によると、冷戦当時、東独の中にある飛び地の西ベルリンで、東独軍、ソ連軍が50万人以上取り囲む中、計1万人程度の米英仏軍が駐留して西ベルリン防衛のシンボルの役割を果たした事例を想定しているという。

 2014年のロシアによるウクライナへの軍事介入以降、NATOは加盟国が交代でバルト3国上空を警戒飛行する戦闘機を増強したり、黒海やバルト海に艦船を派遣したりするなど共同防衛の強化を図ってきた。しかし、一時的な措置でしかなく、バルト3国やポーランドからは、恒久的な基地を設置するよう要求が出ていた。

 NATOはロシアとの間で1997年に、ロシアを敵とみなさず協力を模索することを定めた「基本文書」を締結。その中で、NATOは東欧など新規加盟国には「相当数の戦闘部隊を恒久的に駐留させない」と約束していた。NATOはこの約束を守りつつ、ロシアに対する抑止力を強化する方策を探り、“抑止拠点”の設置で合意した。ロシアとの対話も探っているが、「対話と抑止は矛盾しない」として拠点設置を進める。

 毎日新聞 2016年2月9日 08時00分
ウクライナ情勢悪化に伴い関係がギスギスしているNATO(北大西洋条約機構)とロシア、そのNATOは地理的にロシアに近いポーランドとバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)に前線駐留強化部隊を置いてロシアを牽制する動きを示しているみたいですが、地理的に近い場所に軍を駐留させてロシアを抑止する役割を示す狙いもあるみたいです。

かつてロシアに対する敵視政策を改めパートナーと見なす方針を示したNATO、その中でポーランドなど中欧諸国など新しく加盟する国には恒久的な軍の駐留をしない。と言う文言があったけど、今やロシアは軍事力を強めクリミア半島を併合したことから改めてロシア脅威論がNATO内で出てきて軍を駐留させろとポーランドなどが主張したことでそれに容認する方針を出したことで一気に進んだと思います。

逆にロシアを刺激しかねないリスクもあるが、NATOはそもそもロシア(当時はソ連)の脅威に対抗する為に作った軍事機構だから、根本に帰ったと思うね。歴史的にかなりロシアにヒドいことをされているポーランド、NATOの傘で守られると言う考えを選んだことはどうなりますか。
バルト3国もまたソ連に一方的に組み込まれたことから、これ以上ロシアによる占領と搾取は嫌だ!! NATOに助けてもらおう!! って考えて軍を駐留させてと訴えたけど、NATOの東方拡大政策の表れでしょうか。

theme : 軍事・安全保障・国防・戦争
genre : 政治・経済

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