ネットで「ゴリラウォッチング」
ウガンダの野生生物管理局が、同国の山岳地帯に生息するマウンテンゴリラに身近に触れてもらいたい目的で、なかなか生で野生のゴリラを見れない外国人の為にインターネット上で野生のゴリラと友達になってもらおうとプロジェクトを打ち立てたようです。引用
ネット上で野生ゴリラと友達に、「フェースブック」「ツイッター」向けサービスまもなく解禁
【9月25日 AFP】ウガンダ野生生物管理局(Uganda Wildlife Authority)は、時間もお金もないというゴリラファン向けに、インターネット上でゴリラたちと友達になってもらおうというプロジェクト「Friend a Gorilla」を、26日に正式に発足させる。
ゴリラファンは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「フェースブック(Facebook)」またはマイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」を通じて、世界有数のマウンテンゴリラの生息地、ブウィンディ原生国立公園(Bwindi Impenetrable Forest National Park)に設置されたライブカメラにより、ゴリラたちの食事風景やけんか、出産の様子などを観察することができる。
年間登録料はわずか1ドル(約90円)。この収益はマウンテンゴリラの保全活動に活用される。
同国では現在、観光客が観察できるように慣らされたゴリラの群れが7つあるが、24日には34頭から成る8つ目の群れがこの仲間に新たに加わる。
「国際ニュース AFPBBニュース」より
インターネットを通じて、野生のマウンテンゴリラの生態を観察するというこのプロジェクトは、とても画期的で凄くいいと私は思いますね。その名の通り山岳地帯に生息するマウンテンゴリラの生態系を見ることはなかなかないし、日本の動物園で見られるゴリラはローランドゴリラぐらいでマウンテンゴリラはまず見れませんからねェ・・・。それでもテレビの動物番組ではたまにゴリラの生態をやるんですけどね。
人間の次に頭のいい動物の一つであるゴリラ、ネットでゴリラウォッチングという試みは、野生のゴリラをなかなか生で見ることがない外国人にマウンテンゴリラの生態を分かってもらうだけでなく、また年間登録料で得た収益をゴリラの保護に当てる意味もありますから、触れるだけでなくゴリラを永久に保護しようとの意味合いもあるのでしょう。
ネットを通じてゴリラの生態を観察し、その収益でゴリラ保護に当てる。素晴らしい試みだと思います。
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