アイオワ州民の大統領選挙に対する思い

あまり目立たない州の一つであるものの、4年に1度選挙の始まりと言うより重要な場所として世界の興味と関心が集まることで、地元住民はそれに特別な思いを馳せてます。

引用

2016米大統領選 アイオワ州民に自負「国の進路定める責任」

「アイオワには国の進路を正しく定めるという聖なる責任がある」。11月の米大統領選に向けた指名候補選びの初戦、アイオワ州党員集会を翌日に控えた1月31日、州都デモインで開かれた共和党候補の集会で壇上の中年女性が声を張り上げた。こうした州民の強烈な自負がアイオワの政治風土を特徴付けている。

 アイオワ州党員集会は1972年から全米で最初に開かれているが、その価値が注目されるようになったのは76年の大統領選だ。ジョージア州知事を務めたがほとんど知名度のなかった民主党のカーター元大統領が「支持なし」に次ぐ2位となり、第2戦のニューハンプシャー州予備選も制して大統領への道を開いた。

 指名候補を選出する党の全国大会に送り込まれる代議員数は多くはないが、民主、共和両党の候補はアイオワ州での勝利が全米での勢いにつながると考え、党員集会を前にたびたび足を運ぶようになった。陣営はテレビやラジオのCMにも大量の資金を投入する。

 地元の政治学者は、「大統領候補との近さ、広告への接触の多さが、両党支持層の政治意識を両極化させている」という。

 2008年の大統領選では、クリントン前国務長官に比べリベラル色の強い黒人候補だったオバマ米大統領を選んだ。また、共和党では党員集会参加者の半数以上を占めるキリスト教福音派など「宗教保守」が強く、08年のハッカビー元アーカンソー州知事、12年にはサントラム元上院議員が勝利する原動力となった。

 次に控えるニューハンプシャー州は比較的穏健な地盤で、アイオワ州との両方かいずれかで勝利することが重要だ。1972年以来、双方を落としながら指名獲得、大統領就任につなげたのはクリントン元大統領しかいない。

 最終更新:2月2日(火)7時55分 「産経新聞」より
オリンピックやワールドカップと同じく、4年に一度行われる大規模な祭典の一つ・アメリカ大統領選挙、その始まりとなる最初の党員集会が行われるのが中部・アイオワ州、普段は農業中心の州の一つでまた映画「マディソン郡の橋」の舞台としてお馴染みなのだが、この時ばかりは全米はイザ知らず全世界の注目と関心が集まることもあり、地元住民にとって次なるアメリカ大統領を選ぶ大事なものだけに、大統領選の重要さを強く認識しています。

なぜか? アイオワ州を制する者が次の大統領となる可能性が高いとも言われており、1972年から最初の党員集会が実施されるようになったけど、その4年後には当時無名だった民主党のジミー・カーター氏が制したことからその勢いを維持して同年の大統領選挙に勝利したってことで、アイオワを制せば大統領への道が開くとしてアイオワ州の重要性が大統領選挙において欠かせなくなったのです。

それも影響してか、アイオワ州民は「アイオワには国の進路を正しく定めるという聖なる責任がある」と言う自負と意識が芽生えて、大統領選挙を左右する大事な場所にいる以上、その責任を持たねばならないって思うようになったのも無理はない。
日本の有権者も国政選挙は国の将来を左右する大事なものだと言う意識をすすんで持ってほしいものだよ。

「大統領候補との近さ、広告への接触の多さが、両党支持層の政治意識を両極化させている」と政治学者はこう指摘するも、最初に行われる場所だけに民主・共和両党ともにスタートダッシュは大事としてアイオワでの党員集会にかけてるんでしょう。
現在民主党はヒラリー・クリントン元国務長官とバーニー・サンダース上院議員の一騎打ちで、一方の共和党は「暴言王」ドナルド・トランプ氏優位の状態にありますが、今回アイオワ州民はどっちを選択するのだろうか。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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