改めて南アフリカは大丈夫なんでしょうか?
来年サッカーのワールドカップを控える南アフリカ共和国、昨年度同国内で起こった犯罪件数を調査したところ、こんな数字が出たようです。
来るワールドカップに向けて犯罪対策を強化している南アフリカ、ワールドカップ期間中約48万人もの観光客が来ることが見込まれてますが、正直今の現状では南アフリカでワールドカップは無事に開催できない可能性もありますね。大会組織委員会は警察や民間警備を大量動員して万全の体制で臨むと意気込んでますが、どうなるんでしょうかね?
またインフラ整備も進んでいるとは言えないし、ましてや試合会場となるスタジアムも建設途中のものがいくらかあり、またスタジアム建設に関わる人たちや軍が賃金を巡ってストを起こしたりと、課題は山積みで、こんな状況できちんと開催できるのだろうか?と疑問視すら感じます・・・。
犯罪対策を強化しているが、それでも凶悪犯罪が減らない南アフリカ社会(殺人及び殺人未遂は減ったが性犯罪などは増加している)、ジェイコブ・ズマ大統領にとって頭の痛い状況はまだ続くでしょうね・・・。
世界でも最も治安が悪い国の一つでもある南アフリカ、2008年度に通報を受けた210万件の犯罪を分析した結果、殺人事件が3.4パーセント減少、殺人未遂事件が4.3パーセントに減少したのに対しレイプなどの性犯罪が10.1パーセント増加し、また住宅への強盗や乗用車乗っ取り(カージャック)の件数も増加しているなど、改めて南アフリカ=治安が悪く物騒な国。を印象付ける結果だと思いますね(警察に通報されず未調査の事件も含めたらかなりの数かも・・・?)。引用
南アフリカ:性犯罪1割増 10年W杯に向け対策急務
【ヨハネスブルク高尾具成】サッカーのワールドカップ(W杯)が来年6月に開幕する南アフリカの警察当局は22日、08年度に通報を受けた約210万件の犯罪の分析結果を発表した。殺人事件が07年度比で3・4%減少、殺人未遂事件が4・3%減少したが、レイプ事件など性犯罪は10・1%増え、住宅などへの強盗事件も増加した。同国では、W杯に向けて犯罪対策が急務となっている。
殺人事件は1万8148件で日に約50人が犠牲となった。性犯罪は7万1500件に上った。乗用車の乗っ取り事件は5%増の1万4915件だった。
南ア政府はW杯期間中、48万5000人の観客らを見込んでおり、大会組織委員会は警察官や民間警備員を増員し、万全の体制でのぞむとしている。
毎日新聞 2009年9月24日 東京朝刊
来るワールドカップに向けて犯罪対策を強化している南アフリカ、ワールドカップ期間中約48万人もの観光客が来ることが見込まれてますが、正直今の現状では南アフリカでワールドカップは無事に開催できない可能性もありますね。大会組織委員会は警察や民間警備を大量動員して万全の体制で臨むと意気込んでますが、どうなるんでしょうかね?
またインフラ整備も進んでいるとは言えないし、ましてや試合会場となるスタジアムも建設途中のものがいくらかあり、またスタジアム建設に関わる人たちや軍が賃金を巡ってストを起こしたりと、課題は山積みで、こんな状況できちんと開催できるのだろうか?と疑問視すら感じます・・・。
犯罪対策を強化しているが、それでも凶悪犯罪が減らない南アフリカ社会(殺人及び殺人未遂は減ったが性犯罪などは増加している)、ジェイコブ・ズマ大統領にとって頭の痛い状況はまだ続くでしょうね・・・。