琴奨菊「最大の山」白鵬を下す

ここまで全勝の大関・琴奨菊ここで最大の山を迎えましたが。

引用

琴奨菊 10年ぶり日本出身力士V夢じゃない 白鵬倒し無傷11連勝

 大関・琴奨菊が横綱・白鵬との全勝対決を制した。左差し右を抱えてから得意のがぶり寄りで、棒立ちの最強力士を圧倒。優勝争いで単独トップに立つのは自身12年夏場所6日目以来、日本出身力士では同場所12日目の稀勢の里以来だ。06年初場所の栃東以来10年ぶりとなる日本出身力士の優勝へ、21日は1敗をキープする日馬富士との一番に臨む。

 どよめきが地鳴りのような大歓声に変わり、座布団が乱れ飛んだ。花道を引き揚げる琴奨菊の表情は硬い。自己ベスト更新の無傷11連勝で、優勝争い単独トップ。東支度部屋に戻っても「優勝」の2文字がちらついてしまうのか、いつものような笑顔になれない。荒く息をつきながら「自分を信じていた。(土俵で相手と)相撲を取るのは20秒から30秒。それ以外の時間は自分との闘い。そこで負けなかった」と独特の言い回しで“集中力”を勝因に挙げた。

 立ち合いの差し手争いで勝負を決めた。左を固めて白鵬が右をねじ込もうとしたところをブロック、がら空きになった相手の右脇に左を差し、右で抱える得意の形に。あとはひたすら圧力をかけるだけ。一度は体を入れ替えられたものの、上体を揺すりながら前へ、前へ。最後は右で胸を突いて押し出した。

 朝稽古で、その日の取組を予行演習するのが今場所の日課だった。相手役に仕切る際の癖まで細かく指示して本番をイメージ。だが、稽古を休んだ10日目に続き、白鵬に挑むこの日は稽古場に下りてもシミュレートしなかった。「もちろんイメージはできてます」。過去4勝46敗。大関獲りの過程で11年名古屋場所、秋場所と連勝したこともあるが、それ以前に19連敗の屈辱も味わった。脳裏に刻まれた苦い記憶もたどり勝機を探った。

 ドン、ドン、ドーン。出身地の福岡県柳川市で恒例の花火が打ち上げられた。勝てば1発。大関相手なら2発。この日の3発は地元大関の横綱撃破を知らせる“祝砲”だ。初優勝への期待がいよいよ高まり、後援会も準備に動き始めた。13日目からパブリックビューイング、優勝決定の際は花火増発などのプランが出ている。牟田口清事務局長は「これから話し合います」と後援会メンバーの柳川市、みやま市など近隣首長と連携しムードを盛り上げる構え。

 故郷からの温かい応援を背に、12日目は横綱・日馬富士と対戦する。「しっかり対策、準備をしたい。結果は全て自分に返ってくる」。優勝35回の現役最強力士を倒した余韻に浸る余裕はない。目前の一番に集中する先に賜杯が待っている。

 [ 2016年1月21日 05:30 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
横綱・白鵬と相まみえた琴奨菊、お互い全勝の状況で琴奨菊に取って最も最大の山を迎えましたが、ここまで4勝しか挙げておらず一方的に分が悪く、不安もあったけども・・・。

立会から勝負に挑み、白鵬のねじ込みを阻止して右で抱えてがぶり寄るも、体を入れ替えられた時にはまたか! と思ったけども、上体を揺すって前に出て押し出し、全勝を守りました!! ここまで苦手だった白鵬相手に久々の勝利を上げた琴奨菊、また一つ優勝に近づいたと言えます。
「自分を信じていた。(土俵で相手と)相撲を取るのは20秒から30秒。それ以外の時間は自分との闘い。そこで負けなかった」と白鵬を下した相撲をこう振り返った琴奨菊、集中力を切らさなかったことが勝因と思うね。

白鵬と言う山を乗り越えた琴奨菊、次は日馬富士が待ち受けてますが、白鵬を下してもまだ気は抜けません。
「しっかり対策、準備をしたい。結果は全て自分に返ってくる」と日馬富士対策を打ち出した琴奨菊、10年ぶりの日本人力士優勝を目指す以上は集中力と気持ちで挑んでほしいです。

theme : 大相撲
genre : スポーツ

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