トランプ氏を批判しても入国禁止と言う「お灸」は据えない

傍若無人な発言が目立つドナルド・トランプ氏について批判の声が内外で挙がっているけど、それに対してここまでやるんでしょうか。

引用

英下院、トランプ氏発言「有害」 批判相次ぐも入国禁止は回避

【ロンドン=岡部伸】英下院は18日、米大統領選の共和党指名争いをリード、イスラム排外主義を唱えて物議を醸す実業家トランプ氏の入国禁止に関する審議を行い、野党、労働党からは米国へのイスラム教徒入国禁止などを唱え、憎悪犯罪(ヘイトクライム)をあおるトランプ氏の発言は、「有害」とする批判が相次いだ。

 しかし、与党の保守党など多数の議員から「入国禁止とする措置は言論の自由に反する」との意見が出て、英政府は入国禁止にはしなかった。対米関係に配慮した形だ。

 トランプ氏は昨年12月、米国で14人が殺害された銃撃事件を受けてイスラム教徒の米国への入国禁止を提案。これに対して、差別的な言動(ヘイトスピーチ)を行う人物の入国を禁じた例がある英国では、約57万人が署名し、約3時間に及ぶ審議が行われた。

 英北部スコットランドでゴルフ場を経営するトランプ氏は、「入国禁止なら7億ポンド(約1167億円)以上の投資計画を即時停止する」と警告していた。

 最終更新:1月19日(火)12時23分 「産経新聞」より
「イスラム教徒お断り」とイスラム教徒の入国を禁止する発言をしたアメリカ大統領選挙・共和党候補ドナルド・トランプ氏の発言について「ヘイトスピーチだ!」「人種及び宗教対立を煽りかねない!」と危険視したイギリス政府、野党・労働党はトランプ氏の発言は好ましくないとして入国禁止にすることを示唆したみたいです。
なぜこうなったか? イギリスではヘイトスピーチを公の場で行った人物や団体などの入国を禁止する法律がある為、それに基づく措置だけど、階級社会を掲げるイギリスだけに意外です。ホントに人種差別と人種偏見、排外主義を無くそうって気はあるんでしょうかね・・・?

ただ。与党・保守党からは「言論の自由」を傘に「入国禁止はやり過ぎだ」として、入国禁止措置を取らなかったけど、これはアメリカとの関係をこじらせたくないから厳しい態度に出れなかったと言えます。

もう一つ、イギリス国内において根強く残る人種差別と排他主義に対して、厳しい態度に出ようとしないイギリス政府はトランプ氏の発言を非難できる資格があるのだろうかと思います。トランプ氏に最終的に厳しい態度を取れなかったイギリス政府、お灸を据えることも出来ない国に成り下がったとしか言えません。デイビッド・キャメロン首相のイメージがまた悪くなったような気がする。
どう見てもトランプ氏の発言について「極めて遺憾」レベルで対応したとしか言えませんね。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

アジシオ次郎

Author:アジシオ次郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード