イラク軍の逆襲は続く
ISIL(イスラム国)から領土を取り戻そうと必死です。
欧米は当てにならん! 自分たちの国は自分たちで守る! 一度奪われた領土は必至で取り返す! ってイラク軍は決起してISILを倒そうと動いたが、バグダッドに近いラマディが支配下に置かれたことでこのままではイラクはおしまいだ! って懸念もあるでしょう。
治安部隊が総力でISILをラマディから追い出す結果となりそうな今回の衝突、シリアと違ってイラクは軍が正しく機能しているからISIL打倒も進むってことです。
イラク軍の逆襲は始まったばかりと言うべきか、ただでさえ混乱しているイラクのこと、敵はISILだけではない。
ISILの支配下に置かれているイラク北西部、首都バグダッドから西にあるラマディも同じ支配下にあるけど、自国の領土を過激派に乗っ取られて面子を潰されたイラク軍としてはISILから領土を取り戻すと躍起になっており、ISILと交戦を展開してますが、27日になってラマディでの衝突の末にISILに勝利したと治安部隊報道官はコメントしており、事実ならイラク軍もなかなかやるなと言いたくなります。引用
中西部州都で勝利宣言=対ISで最大の戦果―イラク
【カイロ時事】イラク治安部隊報道官は27日、中西部アンバル州の州都ラマディで過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いに勝利したと宣言した。
ロイター通信などが伝えた。実際に制圧したとなれば、ISがイラクとシリアにまたがる地域で国家樹立を宣言した昨年6月以降、失地回復を目指してきたイラク政府にとって最大の戦果となる。
治安部隊はこの日、ラマディ中心部の制圧作戦で焦点となっていた政府庁舎の敷地を包囲して攻勢を強め、ISは敷地内から完全に姿を消した。同報道官は「ラマディでISを打ち負かしたことを意味する」と強調した。
ラマディは首都バグダッドの西方約100キロに位置する要衝で、ISが今年5月に支配下に置いた。治安部隊は奪還作戦を進め、12月上旬の段階で80%以上の地域を掌握。ISの戦闘員300人前後が残っていたとされる中心部の支配権回復を目指し、22日から詰めの攻撃を開始していた。
最終更新:12月28日(月)6時31分 「時事ドットコム」より
欧米は当てにならん! 自分たちの国は自分たちで守る! 一度奪われた領土は必至で取り返す! ってイラク軍は決起してISILを倒そうと動いたが、バグダッドに近いラマディが支配下に置かれたことでこのままではイラクはおしまいだ! って懸念もあるでしょう。
治安部隊が総力でISILをラマディから追い出す結果となりそうな今回の衝突、シリアと違ってイラクは軍が正しく機能しているからISIL打倒も進むってことです。
イラク軍の逆襲は始まったばかりと言うべきか、ただでさえ混乱しているイラクのこと、敵はISILだけではない。
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