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「女性の活躍推進」と改めて言うけれど

来月7日に内閣改造を行う安倍晋三総理、焦点となるのは女性閣僚が何人出てくるかですが、ここに来て・・・!!

引用

女性起用「適齢期」いない? 枯渇気味の入閣候補

 ■地盤脆弱、献金疑惑…/辞任騒動の苦い経験も

 安倍晋三首相(自民党総裁)が来月7日に行う内閣改造・党役員人事では、女性の起用が焦点になる。首相は「女性の活躍推進」を重要課題に掲げ、積極的に登用してきたが、すでに入閣適齢期の人材は枯渇気味。丸川珠代参院議員の抜擢(ばってき)や稲田朋美政調会長の再入閣などが浮上する中、適齢期でもさまざまな難題を抱える議員が多く、首相は難しい判断を迫られそうだ。(豊田真由美)

                   ◇

 「老壮青、男性女性、バランスのとれた態勢を整えていきたい」

 首相は総裁選再選を受けた24日の記者会見でこう強調し、今回の人事でも女性の比率に配慮する考えを示した。ただ、首相は平成24年の第2次内閣発足以来、すでに閣僚や党三役に計9人の女性を起用。そもそも党所属国会議員のうち女性は約1割の41人で、人材は枯渇しつつある。

 初入閣候補にあがる島尻安伊子参院議員(沖縄選挙区、当選2回)は選挙基盤が弱く、改選となる来年夏の参院選対策が欠かせない。石井みどり参院議員(比例、同2回)は支持団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)からの迂回(うかい)献金疑惑を東京地検が捜査中だ。

 再登用組でも、野田聖子前総務会長は総裁選で首相の無投票再選阻止を掲げて活動し、小池百合子元防衛相は首相と距離のある石破茂地方創生担当相に近く、起用しづらい。

 一方、丸川氏は参院厚生労働委員長や厚労政務官を歴任。44歳で1児の母でもあり、少子化担当相や官房副長官での起用が浮上している。首相が「将来の首相候補」と目をかける稲田氏には帝王学を学ばせるため、経済産業相などに登用する可能性が出ている。

 ただ、首相周辺は「新規採用できそうなのは、丸川氏ら限られた人しか浮かばない」と強調。首相の脳裏には、昨年9月の改造で起用した5人の女性閣僚のうち、小渕優子経産相と松島みどり法相が早期に辞任した苦い経験も残る。

                   ◇

 公明党の山口那津男代表は29日、視察先の茨城県常総市で記者団に、同党の太田昭宏国土交通相の留任が望ましいとの考えを示した。

最終更新:9月30日(水)8時25分 「産経新聞」より
平成24年の内閣発足以来、閣僚や党三役に女性議員を9人起用したものの、政治とカネの問題だったり地盤が弱かったり、また安倍総理と派閥が異なったりと課題山積ですが、入閣適齢期の人材があまりいない問題点も出てきたようです・・・。

野田聖子前総務会長や小池百合子元防衛相は石破茂地方創生相と近く、つい最近新たな会派を発足させた石破氏の動向について牽制しているだけに、安倍総理としては自分と距離を置く人間はあまり使いたくないんでしょう。
自民党所属の女性議員は自民党全体で“たった”1割と言うのも問題だが、未だ日本の政界は男性優位的な風潮があることが問題だと思うけど、ただ数を増やしたところで何もならないし、出来る人間を育成することも必要ではないでしょうか。

「新規採用できそうなのは、丸川氏ら限られた人しか浮かばない」と安倍総理周辺からこんな意見が出てますが、前回の松島みどり氏と小渕優子氏が前者はうちわ問題、後者は政治とカネの問題でそれぞれ辞任する憂き目に遭っており、女性閣僚を誰にするかで悩んでるみたいです。
でも、ただ女性だからと言う理由で積極的に起用したところでただのアピールにしか映らないし、女性を利用して支持集めなど浅はかな考えにしか映らないし、女性蔑視だと思われてもおかしくない。閣僚など重要な役職を選ぶ際には能力と実績に見合った人間を起用するのが普通です。

安倍総理は女性の活躍推進と言うけれど、結果を出せなければ説得力がないし、意味もありません。
それとこの適齢期と言う表現、場合によっちゃ不適切だと指摘されるんじゃないですかね・・・。

theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済

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