ツィプラス前首相派が勝利で再び混乱も

このままでいいのか? ギリシャ! です、改めてこの結果は。

引用

ギリシャ総選挙、チプラス与党勝利 まず緊縮審査、移民対応も重荷

 ギリシャの総選挙は、与党のSYRIZAが予想を超える形で勝利を収めた。揺らいだ政権基盤を立て直すために解散・総選挙に打って出たチプラス前首相が“賭け”に勝った形だ。しかし、選挙戦中に財政改革が停滞したばかりか、難民・移民の流入問題も急速に拡大。山積する課題への対処が急務となっている。

 「私の正しさが証明された。国民は明確な負託を与えてくれた」。20日夜、アテネ中心部で支持者の前に姿を現したチプラス氏は満面の笑みを見せた。SYRIZAでは「反緊縮」の旗を降ろしたことへの反発から、金融支援をめぐる国会審議で造反者が続出。事実上の「少数派政権」に陥ったチプラス氏は、選挙で政権基盤強化を図る戦略に出た。

 選挙戦ではNDに大接戦を強いられた。選挙によりSYRIZAは前回選挙時の149議席から微減したが、造反組が離党した改選前の124議席から党勢をほぼ回復。国民の間では、財政危機を招いたのは歴代政権だという意識も強く、「(チプラス氏に)まだやらせるべきだ」(女性支持者)との世論が勝利を後押しした。専門家は、「賭けが報われた」とも指摘する。

 だが、数多くの難問が新政権を待ち受ける。10月には金融支援に伴う次回の融資実行の可否の判断のため、欧州連合(EU)などによる緊縮策の履行状況の審査が迫る。

 このハードルを越えねば、同氏が求める膨大な政府債務の負担軽減策の議論も始まらない。

 支援条件である年金改革や税制改革、公営企業民営化も実行に移さねばならない。チプラス氏は低所得者に配慮して改革を進めると訴えるが、ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長は20日、「野心的な改革」が必要だとクギをさした。

 これらに加え、トルコ経由で流入する移民らへの対応も待ったなしの状況だ。中東欧で移民らが滞留しているのは、ギリシャが機動的に対処できていないことも一因だ。受け入れ施設の不足など体制の不備を指摘する見方は多い。

 選挙戦では、NDが移民らに比較的寛容なチプラス氏の「無策」を批判、国境管理の厳格化を求めた。同氏は「国際的な問題」でもあるとして具体策を示せず、「自国領内での事態に責任を持ち、指導力を発揮せねばならない」(国連難民高等弁務官事務所)といった声も出ている。

最終更新:9月22日(火)7時55分 「産経新聞」より
20日に総選挙を実施したギリシャ、焦点は緊縮策及び移民政策でしたが、結果はアレクシス・ツィプラス前首相率いる与党・SYRIZA(急進左派連合)が圧倒的な勝利を収めましたが「投げ出し」同然で辞任したツィプラス前首相をギリシャ国民が支持したってことだから、何とも言えない結果です・・・。

財政危機を引き起こしたのは過去の政権だからそれに引き換えツィプラス前首相はマシだったから、ツィプラス前首相支持に国民世論は回ったってことを考えたら、いかにギリシャがまともな政権運営をしなかったってことをえらくまた露呈したと思うね。
「私の正しさが証明された。国民は明確な負託を与えてくれた」とツィプラス前首相は高らかに支持者の前で発言したが、強気になっていられるのも今のうちだと思います。

金融危機もさることながら、中東やアフリカから来る移民や難民対策も出ているだけに、今のギリシャが抱える問題は相当なものです。
緊縮策に「NO」と言いながら緊縮策を受け入れたり、どこか場当たり感が強かったツィプラス前政権、政権に返り咲いても茨の道だと言う意識と覚悟はあるのだろうか。さんざん引っ掻き回したツィプラス前首相が返り咲いたことでEUは半ば苦虫を噛んでるでしょうかねェ・・・!!

選挙期間中に財政改革がおぼつかず、更に難民問題まで降りかかる。再び混乱になりかねないギリシャ、投げ出し同然で辞任した人間を再び選ぶってことはあまりにも節操がないのでは・・・!?

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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