やっと国交回復も課題は多し、アメリカとキューバ

 半世紀以上に渡る反目からようやく和解ですが、課題山積みなところもあり簡単ではないみたいです。

引用

米・キューバ国交回復 完全な正常化、高いハードル 両国外相が会談

【ワシントン=青木伸行】ケリー米国務長官とキューバのロドリゲス外相は両国が54年ぶりに国交を回復した20日、ワシントンの国務省で会談し、完全な正常化を目指すことを確認した。しかし、人権、基地問題など具体論では平行線をたどり、ハードルの高さを改めて浮き彫りにした。

 会談後の記者会見で、ケリー長官は国交回復を両国関係の「新たな始まり」としつつ、キューバの人権問題の改善を求め続ける意向を表明した。

 そのうえで、「この画期的な出来事は、両国政府を隔てている多くの相違の終わりを意味するものではない。完全な関係正常化は長く複雑な過程であり、忍耐が必要だ」と述べた。

 これに対し、ロドリゲス外相は、「封鎖(制裁)の完全な解除と、違法に占領しているグアンタナモ(米海軍基地)の返還、(制裁による)人的、経済的被害に対する補償が、関係正常化へ向け死活的に重要だ」と述べ、制裁で被った損失を補償することなどを要求した。

 制裁解除について、ケリー長官は「オバマ大統領は、議会に制裁解除を求めており、適当な時期に解除されることを希望している」と指摘。しかし、基地の返還は「現時点でグアンタナモの租借を変更する意思はない」と突っぱねた。

 長官はまた、8月14日にキューバを訪問し、首都ハバナの米国大使館で行われる国旗掲揚などの記念式典に出席すると発表した。

 最終更新:7月21日(火)9時11分 「産経新聞」より
 54年ぶりにキューバと国交を回復したアメリカ、相互に大使館を再開するなど対立から雪解けとなりつつあるアメリカとキューバ、ジョン・ケリー国務長官は「新たな始まり」と述べても、キューバの人権問題やグアンタナモ基地の問題と言った諸問題が待ち受けてるだけに、国交回復も課題はあるみたいです。

「オバマ大統領は、議会に制裁解除を求めており、適当な時期に解除されることを希望している」と経済制裁の全面解除には前向きでも、グアンタナモ基地の返還には応じない方針のケリー長官、これで平行線となればせっかくの雪解けも振り出しに戻りかねないです。

 人権問題についても言及しているアメリカ、ただキューバの人権問題を改善しろと言っても今のアメリカにそれが言える立場なのかと思います。国内に人種問題が残ってるのに。
 半世紀ぶりの和解もスンナリ行かないみたいです・・・。これが。

 バラク・オバマ大統領の任期中にキューバと和解したいアメリカだが「キューバとの国交回復はオバマの点数稼ぎだ」って共和党をはじめ保守的な国民はそう思ってないかもね。
 歴史的な1ページが白紙に戻りかねないだけに、これらの問題をアメリカはどう解決して行くのだろうか・・・、オバマ大統領の任期中に全て済ませたい目論見ではあるけども。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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