改めてギリシャは何を訴えたいのか?

 緊縮策受け入れ反対でさらにEUを硬化させたギリシャですが、次なる交渉の道具をまた持ち出したみたいです。

引用

ギリシャ、新提案説明か ユーロ圏会合に8日正式提出へ

【ボン(ドイツ西部)=宮下日出男、アテネ=内藤泰朗】ギリシャの金融支援問題をめぐり、欧州連合(EU)のユーロ圏は7日夜、緊急の首脳会議をブリュッセルで開く。ギリシャのチプラス首相はこの場での新たな財政再建策の提案は見送り、8日にEU側に正式提示する見通しだ。

 ロイター通信などによると、チプラス氏は8日、EUの欧州議会で演説する予定で、この中で再建策の概要を示す可能性がある。

 ユーロ圏は7日、首脳会議に先立ち、財務相会合を開催した。6日に就任したギリシャのチャカロトス財務相も出席。再建策について説明したもようだ。デイセルブルム議長は会合後、再建策の正式提出は8日になるとし、ユーロ圏も電話協議するとした。

 一方、ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は6日、パリで会談し、ギリシャに対し、財政再建策の「真剣な提案」を示すよう要請。オランド氏は記者会見で、「対話の扉は開かれている。後はチプラス氏が真剣で信頼に足る提案を行うかどうかだ」と指摘した。

 メルケル氏は新提案を行う前提が「まだ満たされていない」と述べ、ギリシャ側に「詳細な提案」を出すよう要請。一方、協議ではギリシャ以外のユーロ圏諸国の意見も尊重すべきだとの認識を示し、「それも民主主義だ」と述べた。

 また、欧州中央銀行(ECB)は6日の理事会で、ギリシャの銀行への緊急支援枠について、銀行が支援を受ける際に差し出す担保の価値を引き下げることを決めた。同国が事実上のデフォルト(債務不履行)に陥り、国債などの価値が低下していると判断したためで、銀行の資金繰りに影響を与える可能性がある。

 支援枠の上限については維持したが、ギリシャの増額要請には応じなかった。

 最終更新:7月8日(水)7時55分 「産経新聞」より
 ギリシャの国民投票の結果を受け、緊急首脳会議に及んだEU、その場にアレクシス・ツィプラス首相が乗り込んで新しい財政再建案をEUに訴えるみたいです。
 度々緊縮策をとギリシャに訴えてきたドイツのアンゲラ・メルケル首相などにすれば「虫が良すぎる」って心境だが、それはドイツ国内の世論の意見を代弁したんでしょうね。

 ただフランスのフランソワ・オランド首相などは「対話の扉は開かれている。後はチプラス氏が真剣で信頼に足る提案を行うかどうかだ」とソフトな対応だけども、対話の扉は開かれてるって日韓首脳会談に固執する安倍晋三総理じゃあるまいし。

 緊縮策は嫌だってゴネまくり、度々EUを振り回してきたギリシャ、今回の国民投票の結果でドイツは「もぉ~限界!」って愛想を尽かす寸前だが、それを知らずにまた支援策を要求してきたツィプラス首相、厚かましいにも程があるし、自分たちで努力もせずに開き直り同然の態度でいい気になる。ここまで来て何をしたいのか? EU内での立場を悪くしていることにすら気づいてもないんだろうな。ここまで来たんじゃどうしようもないレベルにまで成り下がってます!!

 IMF(国際通貨基金)やECB(ヨーロッパ中央銀行)などからも借金をしてるギリシャ、その借金の返済も不透明な状況は変わらずだから、これ以上事態を悪くしてばかりなんじゃないかとすら思います。自分たちのいい加減な経済政策で借金作っておいてこの態度、両津勘吉かっての。

 今回の会議次第では、ギリシャ国内は言うに及ばずEU全体にとんでもない事態をもたらすこともあると言う意識を持ってるんでしょうかね? ツィプラス首相。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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