大統領への道が閉ざされたスー・チー女史

 軍の流れを組む与党には未だにアウンサン・スーチー女史に対する警戒感が残っているんでしょうか?

引用

「スー・チー大統領」不可能に ミャンマー国会、改憲案の大部分否決

【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマー国会は25日、与党が提出した憲法改正案の大部分を反対多数で否決した。これにより最大野党、国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏の大統領就任を阻む現憲法がそのまま維持される。また、改憲案に盛り込まれた、憲法改正に必要な議員数の引き下げも実現しなかったことで、今秋予定される総選挙でNLDが大勝したとしても、スー・チー氏が大統領に就任するのは事実上不可能になった。

 軍系の与党、連邦団結発展党(USDP)の改憲案は、スー・チー氏のように外国籍の子供がいる人物の大統領就任を禁じる条項が、引き続き含まれていた。

 一方で、憲法改正に必要な賛成議員の数を現行の「定数の75%超」から「70%以上」に引き下げる項目が盛り込まれた。このため定数の4分の1が割り当てられている軍人議員から、NLDが政権を握った場合、改憲を阻止できなくなるとして反対が表明されていた。

 最終更新:6月26日(金)7時55分 「産経新聞」より
 憲法改正案を反対多数にて否決したビルマ国会、これによりかねてから大統領就任の噂もあったアウンサン・スーチー女史について、大統領就任が無くなったと言いますが、軍の流れを組む与党・USDP(連邦団結発展党)による強権的な姿勢にも映ります。
 NLD(国民民主連盟)を弱体化させようとする狙いなのかそれとも・・・。

 USDPが掲げた憲法改正案には、外国籍の子を持つ者を大統領に就任させてはならないと言う条項があり、イギリス国籍を持つ子供がいるスー・チー女史はそれに思いっきり該当すると言うことで、いくらビルマ人であろうが子供がビルマ国籍を持っていない者は認めないって姿勢なんでしょう。

 さらにビルマはロヒンギャの問題も抱えており、内外から批判も浴びてますが、スー・チー女史はロヒンギャの人権問題について全く見てないんでしょうか? 過去に自身軍事政権によって長年不当に拘束されたのに、自分と同じ苦痛を味わうような人間を増やしてはならないって意識を持って欲しいが。
 民主化しても相変わらず軍事政権色が強いビルマ、改革のシンボルと言われたスー・チー女史を巡る論争は未だに尾を引いていると言えます・・・。

 スー・チー女史はネルソン・マンデラのようにはなれないのか・・・!!

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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