民主党大圧勝!自民党はかつてない大敗北
昨日行われた衆議院選挙の投開票結果は、ビッグで相当驚く結果となったようです。
前回の郵政民営化を巡る選挙で大圧勝した自民党、今回の政権選択を巡る選挙でまさか、まさかの大惨敗を喫するなど前回とは雲泥の差になってしまったようです。麻生総理はこのかつてない惨敗に直面したことについて「責任を負わなければならない」と自民党総裁を辞任することを表明したようです、まァ惨敗の責任を取るといったところでしょう。また公明党も太田昭宏代表が落選するなど苦戦し、太田代表をはじめ小選挙区の候補者は全員が落選ですからなお更でしょう。やはり小泉後の政権は安倍・福田・麻生といずれも迷走続きでしたから、大半の有権者はそんな自公連立政権に“見切り”をつけたのか「政権交代」を取ったんでしょうね。
終わってみれば民主党の大圧勝、自民党は大敗北という結果になった今回の衆議院選挙、2009年8月30日という日は、日本の政治において歴史的に大きな転換点となった日となるでしょう。民主党にとっては歴史的勝利の日で、自民党にとっては歴史的大惨敗を喫した日として忘れられない日となるでしょう。
480議席のうち小選挙区・比例合わせてなんと民主党が308議席を獲得するという結果となった今回の衆議院選挙、終わってみれば民主党の大圧勝であり(私の地元岩手も4の小選挙区すべて民主党候補者の圧勝でした)、一方自民党は結果として119議席しか獲得できず、目標とする議席数を大幅に失うというかつてない大惨敗を喫しました。引用
衆院選:民主党が単独で308議席獲得 自民は歴史的惨敗
第45回衆院選は30日、投開票され、480議席のうち民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数(241議席)を大きく上回り308議席を獲得した。1996年の旧民主党結党以来、13年で悲願の政権交代を果たした。93年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民8党派による細川連立政権が発足したが、2大政党間の政権交代は戦後初めてで、戦後政治の大きな転換点となる。首相指名選挙をする特別国会は9月14日の週にも開会、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名され、同党を中心とした連立政権が発足する。【高塚保】
与党は自民、公明両党で公示前の計331議席から計191議席を減らし、自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を失う大惨敗を喫した。麻生太郎首相は30日夜、NHKの報道番組で「責任を負わなければならない」と述べ、自民党総裁の辞任を表明した。
自民党総裁の任期は9月末で、特別国会後に総裁選を実施し新総裁を選出する。来年夏の参院選に向け党勢の立て直しを迫られるが、新執行部にとって苦難の船出となる。
民主党は小泉改革で広がった格差への対策として、マニフェスト(政権公約)に子ども手当の支給、高校教育の無償化、農家への戸別所得補償、高速道路原則無料化などくらしを重視する政策を盛り込み、実現を訴えてきた。
前回の05年衆院選で民主党は大都市部で苦戦し、東京では菅直人代表代行の1議席しか獲得できなかったが、今回は21議席を奪取。首都圏の埼玉、千葉、神奈川でも復調を果たし、自民党が86年に獲得した戦後最多の300議席を上回った。
民主党は、すべての常任委員会で委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる議席数である絶対安定多数(269議席)を超え、政権与党として安定した議会運営が可能となる。
民主、社民、国民新、新党日本の4党では319議席で、参院で否決された法案を衆院で再可決できる320議席には達しなかったが、民主系の無所属2人を加えると320議席を超えた。
自民党は景気対策の継続と自公連立政権の実績を訴えたが、国民の間に「政権交代」への期待感が広がる中、牙城としてきた地方の小選挙区でも多くの議席を失った。首相経験者では海部俊樹元首相が落選した。
公明党も「政権交代」ムードが高まる中で苦戦を強いられ、太田昭宏代表はじめ小選挙区で立候補した8人全員が落選。比例代表も公示前の23議席を下回った。
自公批判を前面に出したみんなの党は公示前議席を上回った。共産党は9議席、社民党は7議席を獲得し、それぞれ公示前議席を維持した。国民新党も政権交代選挙の中で埋没し厳しい戦いを強いられた。
今回の選挙では、比例代表で民主党の当選枠の数が立候補者数を上回るなど計4議席が他の党に割り振られる事態となった。民主党では比例近畿ブロックで2議席が自民、公明両党に振り分けられた。また、みんなの党では東海、近畿両ブロックで1議席ずつ獲得できる得票に達したが、重複立候補者が小選挙区で得票率10%に届かず、復活当選できず、東海は民主に、近畿は自民に回った。
毎日新聞 2009年8月31日 2時18分
前回の郵政民営化を巡る選挙で大圧勝した自民党、今回の政権選択を巡る選挙でまさか、まさかの大惨敗を喫するなど前回とは雲泥の差になってしまったようです。麻生総理はこのかつてない惨敗に直面したことについて「責任を負わなければならない」と自民党総裁を辞任することを表明したようです、まァ惨敗の責任を取るといったところでしょう。また公明党も太田昭宏代表が落選するなど苦戦し、太田代表をはじめ小選挙区の候補者は全員が落選ですからなお更でしょう。やはり小泉後の政権は安倍・福田・麻生といずれも迷走続きでしたから、大半の有権者はそんな自公連立政権に“見切り”をつけたのか「政権交代」を取ったんでしょうね。
終わってみれば民主党の大圧勝、自民党は大敗北という結果になった今回の衆議院選挙、2009年8月30日という日は、日本の政治において歴史的に大きな転換点となった日となるでしょう。民主党にとっては歴史的勝利の日で、自民党にとっては歴史的大惨敗を喫した日として忘れられない日となるでしょう。