いよいよ明日決戦
いよいよ明日が投票となる衆議院選挙、各党党首がそれぞれ最後の追い込みモードに入り、各地で声をからしながら最後の訴えに尽力しているようです。引用
衆院選あす投票…党首戦、最終回の訴え
政権選択が最大の焦点となっている第45回衆院選は29日、選挙戦最終日を迎え、主要各党の党首らが最後の訴えに声をからした。
麻生首相(自民党総裁)は29日午前、栃木県小山市で街頭演説し、「景気回復は道半ばだ。今回の選挙を勝たせていただき、引き続き経済政策を自公連立の政権のもとで完成させてほしい」と強調した。
さらに、「民主党は、最も肝心要の安全保障政策ですら党内の統一見解を持てない。こういう政党に日本を任せられない」と力を込めた。首相はこの日、茨城、神奈川を回り、夜は東京・池袋駅で全国遊説をしめくくる。
民主党の鳩山代表は同日昼、大阪市などで街頭演説し、「明日を日本の歴史が大きく変わる日にしよう。官僚主導の政治をやめ、国民と議論して政策を作り上げていく、日本で初めての民主政治を作る大きな選挙だ」と強調。
「マニフェストでうたった子ども手当、農業の戸別所得補償制度、高速道路無料化、道路特定財源の暫定税率廃止を責任を持って果たすことを誓う」と訴えた。鳩山氏は午後も大阪府内で演説し、夜は東京に戻り、首相と同じ池袋駅で同じ時間に演説する。
公明党の太田代表は午前、地元の東京都北区で「生活を守り抜く。どこまでもクリーンな政治を実現する。子育て支援に全力を挙げる」とアピールした。苦戦が続く太田氏は、最終日も地元に張り付く予定だ。
共産党の志位委員長は横浜市の街頭で「国内政治でも、外交でも、良いことは後押し。間違いは正す。建設的野党、共産党が伸びることが日本の政治を良くする一番の道だ」と訴えた。
社民党の福島党首はさいたま市の街頭で「自民党には不満、民主党には不安があると思う。社民党は不安解消役をやる」と訴えた。
国民新党の綿貫代表は、富山県滑川市で「郵政民営化はまったくでたらめだ。民営化見直しが国民新党の魂だ」と声を張り上げた。
みんなの党の渡辺喜美代表は栃木県足利市の街頭で「国家のリストラを進める。官公労支援のしがらみから脱却できなければ真の改革は難しい」と訴えた。
改革クラブの渡辺秀央代表は同日午後、堺市内で街頭演説し、「国防や教育をきっちりやる」と述べた。
新党日本の田中康夫代表は兵庫県尼崎市で「脱なれ合い、脱しがらみ。新党日本とともに、信じられる日本をつくろう」と訴えた。
(2009年8月29日14時42分 読売新聞)
「景気回復は道半ばだ。今回の選挙を勝たせていただき、引き続き経済政策を自公連立の政権のもとで完成させてほしい」と自民党・麻生総理が自公連立政権の継続を訴えれば、民主党・鳩山代表も「明日を日本の歴史が大きく変わる日にしよう。官僚主導の政治をやめ、国民と議論して政策を作り上げていく、日本で初めての民主政治を作る大きな選挙だ」とこの選挙は自公連立政権を打倒する「政権交代選挙」と強調するなど、自民・民主ともに最後のアピールに奔走しているようです。
もちろん公明・共産・社民・国民新党・みんなの党・改革クラブ・新党日本も、最後のアピールに尽力・奔走し、最後の追い込みに入ったと言えますね。
明日投票、開票となる衆議院選挙、一体どのような結果となるんでしょうか!?勝つのは自民・公明連立与党か? それとも民主党を中心とする野党か? 今回の選挙は目が離せないです。有権者の皆様、明日は必ず投票に行きましょう!