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これもプーチンの仕業だ!!

 これが今のロシアの偽らざる事実です!! それは今に始まったことではないけど。

引用

ロシア:反プーチン派の元第1副首相が射殺される

 ◇ネムツォフ氏、モスクワで車から背中を4回撃たれる

【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン政権を批判する野党勢力指導者で、エリツィン大統領時代に第1副首相を務めたボリス・ネムツォフ氏(55)が27日深夜、モスクワ中心部で殺害された。犯行の背後関係は不明だが、政治的な暗殺を指摘する声が出ている。

 捜査当局によると、ネムツォフ氏はクレムリン(ロシア大統領府)近くの橋を歩いている途中、車に乗った人物から背中を銃で4発撃たれた。車はそのまま逃走した。ネムツォフ氏は当時、ウクライナ国籍の女性と一緒だったという。

 ロシアの民主化を掲げるネムツォフ氏はプーチン大統領の強権的な政治手法を批判し、2011年末から12年春にかけて高まった反プーチンの抗議運動を主導した。ウクライナ危機でもプーチン政権による軍事介入を批判し、3月1日にモスクワで実施予定の大規模な反政権デモの呼びかけ人となっていた。

 ペスコフ大統領報道官は28日、ネムツォフ氏殺害についてプーチン大統領が「依頼殺人の特徴があり、極めて扇動的な性格を持つ」とみていることを明らかにした。プーチン氏は捜査機関トップに対し、捜査を直接監督するよう命じた。

 野党活動家のイリヤ・ヤシン氏はロシアのラジオ番組で「政治的な動機に基づく殺害だ」と指摘した。またウクライナのポロシェンコ大統領は「ネムツォフ氏はウクライナとロシアの懸け橋だった。殺人者の銃撃はこれを壊した。偶然ではないと思う」とフェイスブックに書き込んだ。

 ロシアでは1998年に改革派政治家のスタロボイトワ下院議員がサンクトペテルブルクで暗殺されたほか、06年にプーチン政権批判で知られた女性ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんがモスクワで殺害された。反政権の活動家らが襲撃される事件はその後も続いていた。

 ネムツォフ氏はロシア南部ソチ出身。ソ連時代末期に反原発運動のリーダーとして頭角を現し、90年にロシア共和国の最高会議議員に選出。91年11月に中部ニジェゴロド州知事に任命され、国営企業民営化など経済改革で成果を上げ、97〜98年に第1副首相を務めた。99年に改革派政党「右派勢力同盟」の創設に加わり、同年末の下院選挙で当選、00年に下院副議長を務めた。03年の下院選で議席を失ったあとプーチン政権との対決姿勢を明確にし、12年に設立された野党「ロシア共和党・国民自由党」の共同代表を務めていた。

 毎日新聞 2015年02月28日 11時09分
 かつてのリトビネンコ、ポリトコフスカヤ女史に続き、今度はエリツィン政権で副首相を努めるなどロシア政界の大物だったボリス・ネムツォフが27日にモスクワで殺害されたってことですが、ネムツォフ氏はウラジミール・プーチン大統領のやり方を批判し行動してきたことで、プーチン大統領による暗殺ではないかと指摘します。
 現に「政治的な動機に基づく殺害だ」との指摘もあり、おそらくプーチン大統領が自分のやり方に異を唱える者を殺せと言わんばかりに情報機関をけしかけて暗殺に及んだと言えますが、やはりKGB出身だけにそう出たかと思います。

 反政権を唱える人間が次々と襲撃される事件が度々起こるロシア、やはりと言うか強権的なプーチン政権のこと、やり方がソ連に逆戻りしたとはこのことです。

 クレムリン近くを歩いていたところ何者かに銃撃され死亡したとされるネムツォフ氏、これは暗殺と呼ぶべきものでしかありません!!

 ウクライナ情勢悪化と国内の強権的な政策のせいで国際社会から批判されているプーチン大統領、また批判の火に油を注ぐことになるだろう。KGB出身者が権力を握ると、ソ連のような政権批判がタブーとされる常に監視される警察国家へとなると言う恐ろしいものになりますね。今のロシアを見ていると。

theme : 情報の後ろにある真実
genre : 政治・経済

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