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「無神経」極まりない曽野氏

 今月中旬に産経新聞のコラムにて「人種ごとに居住区を分けるべき」と言うとんでもない見解を出した作家・曽野綾子氏、これには海外で「アパルトヘイトを賛美する」と大ブーイングを浴びちゃったけど、正直言って無神経極まりないし、人種差別まがいのこの考えを内外に発信しかねないことを考えたらば、これは日本のイメージに大いに関わる大問題です!!
 現に産経新聞は「当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、曽野氏ご本人の意見として掲載しました。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」との見解を示したが、曽野氏に対してこの発言の撤回及び謝罪を要求しなかったんだろうか。

 最も怒っているのが南アフリカで、駐日南アフリカ大使が「アパルトヘイトを許容し容認するけしからんものだ!」って抗議文まで送ったけど、確かにアパルトヘイトと言う痛ましい歴史がある国にとってその嫌な歴史を美化するような言動には断固として非難するのも当然です。
 また国連からは「人道に対する罪」と見なされているアパルトヘイト、それを正当化しかねない言動だけに曽野氏のこの見解は日本のイメージ悪化を招きかねないし、絵に書いた無神経もいいところだよ。草葉の陰でネルソン・マンデラ氏が怒ってます!!

 去年国連でヘイトスピーチが名指しで批判された記憶もあるだけに、曽野氏のこの見解には日本は人権に対する意識が薄いって言われておかしくないし、また日本のメディアが曽野氏のこの見解に批判の声を荒らげないのもまた日本のメディアは一体どうなってるんだとすら思います。
「政府や権力という強いものに巻かれやすい日本メディアは、主体性を持って差別や人権問題を取り上げず、海外で問題になって初めて批判する。産経も編集権があり、コラム掲載には責任がある」とメディア法に詳しい立教大学の服部孝章教授はこう指摘してるけど、外で批判されることで批判に転ずる日本のメディアの無神経さを批判したと言えます。
 客観的な見方で人権問題などを取り上げないことが問題だってことですか。変に権威主義的なところに弱い姿勢には節操がないし、他人に言われて問題に気づくと言うのは、あまりにも周りを全然見てないとしか言えないし、日本のメディアがいかに道徳及び倫理意識が薄いってことも露呈した感じです。いわゆる「メディア・リテラシー」と言うものを理解してないからこう言うことになる。

 無神経かつ問題な曽野氏のこの見解、主体性に欠けているメディアの姿勢もさることながら、人権に対する意識の低さ、差別や排外主義の問題にあまりに鈍感すぎるって言うどうしようもない欠点をさらけ出したとしか私は思えません。
 メディア・リテラシーの欠如はまたこう言う問題を引き起こしやすいのではないのか!?

 曽野氏の責任は相当大きいと思うね。これでまた日本は人権意識が低いって欧米から指摘されたらどうするの!?
 いくら言論の自由とは言え、人種差別や排外主義などを煽ったり正当化するようなものは「論外」だって意識を持ってほしいです。あとは権力にへえへえ媚びてばかりの姿勢もいい加減改めろ!!

theme : これでいいのか日本
genre : 政治・経済

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