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「テロは許さない、断固非難」って言うけれど

 新たに後藤健二さん殺害を予告してきたイスラム国に対し、日本政府としては断固たる態度を持って臨むのは当然のことですけど。

引用

イスラム国殺害脅迫 首相「断じて許さない。強く非難」と強調

 安倍晋三首相は29日午前の衆院予算委員会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件について「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は断じて許せない。強く非難をする」と重ねて強調した。

 首相は「世界情勢はテロ事件の頻発により緊迫度を増している。もはやどの国もテロの脅威から安全な国はないと言ってもいい」と指摘。その上で「テロを恐れるあまり、脅かしに屈するようなことがあれば日本人に対するさらなるテロの誘発を生み、卑劣な暴力を行使する者の意図がまかり通る世界になってしまう」と懸念を示した。

 首相は「わが国ならではの人道支援など非軍事的分野で積極的に貢献し、国際社会の一員として当然の責務を果たしていく」とも訴えた。

 最終更新:1月29日(木)9時44分 「産経新聞」より
「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は断じて許せない。強く非難をする」と衆議院予算委員会にてこう述べた安倍晋三総理、テロへの憤りと言うか許さない姿勢を強調しましたが、当たり前のことを言ったとしか思えないです。

 口で「断固として非難」と言いながらも、実際はそれだけで行動に出ないことには世論から「それだけか」「ホントにテロと戦う気があるのか」と言われてもおかしくないし、非難だけしたところで説得力などないと言うことを安倍総理は理解してるんだろうかと言いたくなります。
 そう言われてるのを理解してか集団的自衛権行使容認に積極的な姿勢を取ってるかも知れないが・・・。

 テロリストとは一切交渉しない、妥協しない、そして屈してはいけない。と言う常識を安倍総理以下日本政府は正しく理解して欲しいものであり、テロの脅威を他人事のように見てはならないと言う意識はあの「9・11」から始まったんでしょうが!!

 非難するのは常識だが、口先だけの非難ではなく断固たる姿勢を行動を持って示す。と言うのをまだ分かってないなと言いたくなる。これでは何か日本の国益に関わる問題が起こったのに「極めて遺憾」で片付けるのと何ら変わらないです。

「わが国ならではの人道支援など非軍事的分野で積極的に貢献し、国際社会の一員として当然の責務を果たしていく」とも述べた安倍総理、あくまで軍事力を使わない支援をすると言う姿勢だが、集団的自衛権行使容認に積極的な姿勢でありながら、ソレって矛盾してんじゃないのかねェ・・・!? あと金だけ出すのは支援とは名ばかりだって意識も持って欲しいところだよ。

theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済

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