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シリア政府もイスラム国を攻撃

 一体全体わけが分からなくなっちゃいました、こうなると。

引用

シリア軍 イスラム国「首都」空爆 95人死亡、批判限定的と判断か

【カイロ=大内清】シリア政府軍は25日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が“首都”と位置づけるシリア北部ラッカを空爆し、多数の民間人を含む少なくとも95人が死亡した。ロイター通信などがシリア人権監視団(英国)の話として伝えた。政府軍によるラッカ空爆としては最大規模となる。

                   ◇

 アサド政権はこれまで、住民への無差別的な空爆作戦を行っているとして米欧から強く非難されてきた。しかし、今回の空爆では、国際社会との「共通の敵」であるイスラム国への攻撃のためであれば、民間人に犠牲が出ても米欧からの批判は限定的だという計算も働いたとみられる。

 人権監視団は、空爆はラッカ東部を中心に少なくとも10回行われ、死者のうち52人は民間人であることが確認されたとしている。救助活動中にさらなる空爆を受けるなどして多数が負傷し、死者は増える可能性がある。ラッカにあるイスラム国の拠点などには、有志連合を主導する米国なども空爆を実施している。

 政府軍のこれまでの空爆作戦は、反体制派やイスラム国の部隊が入り乱れる北部アレッポ周辺や反体制派支配地域が中心で、ラッカには多くの戦力を割いていなかった。アサド政権存続に向け、米欧や湾岸アラブ諸国の後押しを受ける反体制派の弱体化を優先してきたためだ。イスラム国と反体制派の戦闘から距離を置くことで、双方を消耗させる狙いもあるとみられる。

 アサド政権が今後、この方針を転換してイスラム国支配地域への攻勢を本格化させるかは不透明だ。ただ、政権側にはイスラム国の問題で米欧と利害の一致点を探り、政権存続を認めさせたいとの思惑がある。民間人にも多数の死傷者が出たとされる今回の空爆は、米欧が政権側のやり方をどの程度許容するかの判断材料にもなりそうだ。

 イスラム国は昨年、ラッカを制圧し、その後、周辺地域や隣国イラクでの支配を拡大。今年9月以降は、シリア北部のトルコ国境沿いにあるクルド人地域の町アイン・アラブ(クルド名コバニ)をめぐって激しい戦闘を繰り広げている。

 最終更新:11月27日(木)8時23分 「産経新聞」より
 バッシャール・アサド政権と反政府勢力の対立からイスラム国なる過激派組織を生み出し、混迷を極めるシリア内戦、こうなったのも無能な国連とアサド政権の方を持つ中ロに原因が大いにあるけど、そのイスラム国に対しシリア軍が拠点である北部の都市・ラッカを空爆したことは、イスラム国打倒を目指してる一方アサド政権に批判的な欧米からの批判を抑える目的でもあるのでは。
「我々だってイスラム国を倒す目的がある」って。

 イスラム国の拠点であるラッカには欧米も空爆を行ってますが、ここでまさかシリア軍が空爆に動いたとなれば、一体どこが正義でどこが悪だと言うのがゴッチャになって訳の分からない展開になりそうです。
 欧米はアサド政権もイスラム国も打倒したい、そのアサド政権がイスラム国打倒に動いたとなれば、欧米と利害が一致したとも読み取れるが、あくまでもアサド政権の目的は政権を認めさせたいと言う魂胆でしかないです。

「アサドはイスラム国を攻撃することで我々からの批判をかわそうとしている」と欧米は懐疑の目を向けてるかも知れないけど、いずれにせよアサド政権もイスラム国も“危険分子”であることには変わりないです。

theme : シリア情勢
genre : 政治・経済

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