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稀勢の里を「瞬殺」した逸ノ城

 遠藤以来となるざんばら髪関取の登場ですが、いい話題を今場所は提供しているみたいです。

引用

進撃の怪物!逸ノ城、史上最速デビュー5場所で大関食った/秋場所

 大相撲秋場所11日目(24日、両国国技館、観衆=9806)大関も食った!! 新入幕の逸ノ城(21)が、初の大関戦で稀勢の里(28)をはたき込み、10勝目を挙げた。幕下付け出しデビューから5場所目の大関戦初勝利は長岡(後の大関朝潮)の6場所を抜く最速白星。幕内2桁白星も最速記録となった(ともに年6場所制が定着した昭和33年以降)。全勝の横綱白鵬(29)を1敗で追い、優勝争いにも絡む大健闘。モンゴル出身の“怪物”は初の三賞受賞も視野に入れた。

 巨木の雄々しさに、知恵の枝葉がしなやかに映える。初土俵から史上最速タイ記録の5場所目で迎えた大関戦。1メートル92、199キロ。ウエスト1メートル52、太もも92センチ。新入幕逸ノ城が、肉体ばかりでなく“脳力”もみせつけた。

 「立ち合い(が)合わなかったので、考えを変えた」

 1度目。逸ノ城がやや早く立って、稀勢の里が「待った」。2度目も突っ掛け気味に立ってしまった。そして3度目。一瞬に左へ変化し、右腕で大関の頭を押さえつけ、土俵にはわせた。

 「最初は組むと決めていたけど、2度目の待ったで変えた。(変化で)決めるつもりだった。決まらなければ、左上手を取りにいって攻めると…」

 立ち渋って頭が下がる大関を冷静に観察。先の先も読んでいた。館内からは力相撲を期待していた観衆のどよめきがため息に変わった。「本当はダメ。よくない」と伏し目がちに苦笑い。それでも、新入幕力士の大関戦白星は12年夏場所の栃乃花以来14年ぶり。快挙には違いない。

 場所入りした支度部屋ではモンゴルの先輩、横綱白鵬にあいさつにいった。「頑張れよ」と声をかけられた。勝ち残りでその横綱に水をつけ、土俵だまりで結びの前の一番も見守った。「(相撲を始めた)12歳のころからやってみたかったこと。こんなに早くかなうなんて…」。

 生まれたモンゴル・アルハンガイ県のアルは「北」を、ハンガイは「自然に恵まれた土地」を意味し、首都ウランバートルから400キロ離れた高原で生活する遊牧民出身。在日モンゴル人の知人によれば、逸ノ城は「ハルハ族」の流れをくみ、ハルハはモンゴル高原の北東部を流れる「ハルハ川」が由来。母国語で「壁」を意味する。逸ノ城の肉体そのものだ。

 12日目も大関豪栄道戦が組まれた。さらに取組を編成する審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は、横綱との対戦の可能性を示唆。賜杯争いの主役に躍り出たといっても過言ではない。新入幕力士の優勝は大正5(1914)年5月場所の両国ただ一人。一世紀ぶりの快挙へ…。足音が聞こえ始めた。

 2014.9.25 05:06 「サンケイスポーツ」より
 今場所新入幕を果たした逸ノ城、ここまで1敗を守り優勝争いに絡むと言う快進撃を見せてますが、24日に行われた11日目、対戦したのは大関・稀勢の里、いきなり大関と対戦するチャンスをつかみましたが、何と!! 稀勢の里を立ち合いでかわしてはたき込んで勝利すると言うビッグサプライズを提供したようです!!

 幕下付け出しデビューから5場所目で幕内入り、なおかつ大関戦勝利と言うのは、快挙と呼ぶべきに値しますね。

 ただ力相撲を期待したファンにすれば、これは肩透かしを喰らった感じですけど。
 あっさり「瞬殺」したって言う点では、評価すべきです。

 12日目には大関・豪栄道との対戦が組まれてますが、結果によってはいきなり横綱戦もあるだけに、どうなりますか。

 ただ逸ノ城もモンゴルだけに、これが日本人だったらなとすら思います、ハイ・・・。最近モンゴルばかりが目立つ大相撲、今場所期待された豪栄道も今一つ振るわんし、何だかなァ~。遠藤も全然だし・・・。

theme : 大相撲 注目の力士
genre : スポーツ

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