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今度はハリコフで市長を銃撃

 緊迫化に歯止めが掛からないウクライナ情勢、また一つ痛ましい事件が起こったようです。

引用

市長、銃撃され重傷 ウクライナ 監視団1人解放

【ドネツク(ウクライナ東部)=佐々木正明】ウクライナ東部スラビャンスクで欧州安保協力機構(OSCE)の監視員らを拘束している親ロシア派武装勢力は27日、スウェーデン人1人を解放した。「健康上の理由」という。28日にはウクライナ第2の都市、ハリコフでケルネス市長が何者かに銃撃され、重傷を負うなど東部の混乱は拡大している。

 ケルネス市長はこれまで親露派が要求する住民投票の実施に反対の立場を表明。「家族が脅迫されている」とも訴えていた。ハリコフ市内で撃たれ、病院で治療を受けている。

 最終更新:4月29日(火)7時55分 「産経新聞」より
 28日にウクライナ東部・ハリコフで市長が何者かによって銃撃され重傷を負うと言う事件が起こりましたが、おそらくまた親ロシア派勢力の仕業だと言えますね。
 この市長は親ロシア派勢力が主張する住民投票に反対の立場を取っており、親ロシア派にすれば「目の上のたんこぶ」でしかない為「邪魔者は消せ」と言わんばかりに銃撃に及んだが、まるで残酷ゲームと同じだよ。

 またハリコフでは27日に親ロシア派と暫定政府派とで衝突が発生し、ドネツク同様緊迫の様相となってますが、今のウクライナ東部は「グランド・セフト・オート」状態もいいところだ。

 しかし、市長を銃撃するなんて民主主義を脅かすものだし、ここまで親ロシア派の傍若無人がひどくなっているとは・・・!? 欧米がロシアに対して厳しい視線を浴びせるのも無理はないよ。
 グランド・セフト・オート状態化しつつあるウクライナ東部、この混乱が首都キエフにまで飛び火すれば・・・!? 最悪の状態にもなりかねないです。

 ロシアはウクライナ国境近くで軍事演習をするなど、強気になってますが、欧米寄りの暫定政府を潰して自分たちに都合のいい政権を作ろうとする一方的な内政干渉にも映るね。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

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