fc2ブログ

上村愛子、悔いは残さず

 貴乃花じゃないけど「非常に清々しい」気持ちだったんでしょう。

引用

愛子 引退発表「満足感しかない」27日地元でラストラン

 フリースタイルスキー・モーグル女子の上村愛子(34=北野建設)が26日、今季限りでの引退を発表した。98年長野五輪から5度の五輪に出場し、08年にはW杯の種目別総合優勝も達成。“愛子スマイル”とともに日本をけん引し続けてきたモーグル界のヒロインは、27日に地元の長野県白馬村で行われる全日本選手権で現役ラストランを迎える。

 ソチ五輪が上村に踏ん切りをつけさせた。悲願のメダルを目指した5度目の挑戦は前回大会に続く4位。メダルに届かなかったものの、試合直後に湧き上がってきた感情は「すがすがしい」達成感だった。1カ月以上たっても気持ちは変わりなく、“もう一度”の意欲は湧いてこなかった。

 「メンタルが弱かったり体力が足りなかったり、いろんな面で後悔が残る五輪が続いていた。今回はそういう気持ちはなかった。今は精いっぱいやれた満足感しかない」

 公式練習後に語った引退の理由。五輪後はW杯転戦への意思が薄れているのも感じたという。左脚付け根の痛みで欠場したW杯猪苗代大会の後に会社にも伝え、地元での今大会を最後と決めた。

 「急に決まったことではないし、そんなに悲しくはない」。笑みを浮かべてそう言えるのは、伊藤みきや村田愛里咲、星野純子ら、自分に続く選手が育ってきたからでもある。後輩に力を貸したい思いは現役を退いても変わらず、プランは明かさなかったが「ずっと応援していきたい。自分だからできることをやっていければいい」と語った。以前から周囲には「ジュニアを体系立てて教えていくノウハウが全日本にはまだない。そういうところで力になりたい」とも語っている。自身は世界一と評されたターンを武器に、エアでは大技のコークスクリューに挑戦するなど、高い理想を持ち続けてきた。今後は、その経験と技術を生かした育成環境の充実に意欲を示しているという。

 2日前から雪上練習を再開したばかりで、ケガを考慮して、28日のデュアルは欠場する。27日が現役最後の試合。「五輪に出てみたいというところから始まった夢なので、いろんなものがかなったなという気持ちが凄くある」。中学2年生でモーグルと出合ってから20年。喜びも苦しみも教えてくれたコブ斜面に別れを告げる。

 [ 2014年3月27日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
 長年女子モーグルを支えてきた上村愛子が、今季限りで引退を表明することになりましたが、さきのソチオリンピックではまたもメダルに届かなかったものの、悔しいと言う気持ちはなく清々しいと言う達成感が出て、引退しても悔いはないと言う気持ちが出たと言えます。

「メンタルが弱かったり体力が足りなかったり、いろんな面で後悔が残る五輪が続いていた。今回はそういう気持ちはなかった。今は精いっぱいやれた満足感しかない」と会見でこうコメントした上村、まさにそれを物語ってます。

 悔いを残さない引き際を取った上村、もうオリンピック出場やメダル獲得への未練はないと言うことでしょう。

 今後もモーグルに携わりたいと宣言したが、自信が取れなかったメダルを後進に託す思いを伝えたと言えます。

 お疲れ様でした、上村愛子。

theme : 女子アスリート
genre : スポーツ

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

アジシオ次郎

Author:アジシオ次郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード