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検察が平田被告に懲役12年を求刑

 いずれの事件も最重要な役割だった以上、極刑は当然かも知れないが。

引用

社会に恐怖や不安…オウム平田被告に12年求刑

 オウム真理教元幹部・平田信被告(48)の裁判員裁判の第20回公判が27日、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)で開かれ、検察側は懲役12年を求刑した。

 検察側は、目黒公証役場事務長・仮谷清志さん(当時68歳)拉致など3事件について「被告の果たした役割は重要。約17年も逃亡を続けて社会に恐怖や不安を与え、真摯な反省もない」と主張した。引き続き弁護側の最終弁論が行われ、午後に結審する。判決は3月7日の予定。

 検察側は論告で、拉致事件について、平田被告は1995年2月28日の犯行直前、現場で指揮した井上嘉浩死刑囚(44)らから少なくとも2度、犯行計画と役割分担を知らされたと指摘。現場で犯行を見守るなど、「単なる運転手役ではなく、井上死刑囚の補佐役だった」と述べた。

 教団が地下鉄サリン事件前日の3月19日に起こしたマンション入り口爆破、教団施設への火炎瓶投げ込みの両事件の目的について、平田被告は、サリン事件を教団の敵対者の犯行に見せかけることにあると認識していたと主張した。

 (2014年2月27日11時42分 読売新聞)
 27日に行われた元オウム幹部・平田信被告の第20回公判で、仮谷清志さん拉致など3つの事件に関与し、なおかつ平田被告が犯行当時重要な役割だったことを重く見て懲役12年の実刑判決を求刑したみたいです。

 平田被告は事件当時、犯行に直接関与してないものの、現場で犯行を見守ったり監視役をしたり、犯行計画を企てていたことから、懲役12年と言う重い刑を要求したのも無理はありません。集団犯罪の場合主犯格を補佐した側も同罪なのは当たり前だからね。

 事件後17年行方をくらまし、社会を脅かしたことも極刑要素が強まった感じだが、警察も警察で、自力で平田被告を逮捕できなかったことにはどうなのよって言いたくもなります。
 それにしても、懲役12年を求刑って、直接犯行に関与してないとは言えここまで重い刑を求刑と言うのは、元オウム幹部である以上、オウムがいかに社会に不安と恐怖を与えたことから、世間の反オウム感情を見て厳しい刑を突きつけたくなる意見を取ったんでしょうかねェ・・・。

 来月7日に最終的な判決が下りますが、求刑通りかそれとも・・・!?

theme : 刑事事件・裁判関連ニュース
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