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リアリティかつ理不尽極まりないゲーム

 このゲームは、ハッキリ言ってムズいと言うかリアイティ性を追求し過ぎたせいか多くのユーザーを挫折させたソフトとしてファミコン世代の記憶に残っています・・・。ましてや「記憶に残るクソゲー」の一つとしても。そのゲームの名は「ミシシッピー殺人事件」で「燃えろ!!プロ野球」シリーズや「忍者じゃじゃ丸くん」シリーズ、「アーガス」などのゲームを世に出したジャレコからリリースされました、元は他機種のゲームですけど。
 そんなわけで今から27年前の今日1986年10月31日は「ミシシッピー殺人事件」がジャレコから発売された日です。

 元はアメリカでパソコン用ゲームソフトとして発売された「ミシシッピー殺人事件」、そのライセンスをジャレコが取得し日本語版として1986年10月31日、ファミコン用ソフトとして発売されました。
 このゲームは知っての通り、プレイヤーは探偵・チャールズ卿となってミシシッピ川を下る客船で起こった殺人事件を解決していくと言う「探偵ゲーム」だが、いきなり「開始前から事件は起こっている」と言う設定故か、第一発見者とならねば始まらないと言う初っ端ならプレイヤーの出鼻を挫くものであった。

 その死体発見の前には客室の中にも落とし穴があり、そこに落ちるとゲームオーバー。と言う、殺人事件を捜査する前に自分が被害者になると言う展開がいきなり起こるなど「ゲーム開始してすぐにゲームオーバーとなる演出がある」と言うまるで「たけしの挑戦状」のようなプロットです。

 落とし穴だけでなく、客室に入るといきなりナイフが飛んできてそれに当たればゲームオーバー。と言う意地悪な展開まであるんだから、一体誰がこんな罠を仕掛けたのかと言う真相は最後まで分からずで、プレイヤーにしてみればツッコむと通り越して呆れるしかない。

 また船内にいる人物全員アリバイがあるが、重要な証言を助手のワトソンにメモさせると言う探偵・刑事ものには“常識”なコマンドもあるが、取った情報は3つまでしか残せず、またその中で最も重要な証言が何なのか分からねば手詰まりとなるリスクがあり、ノーヒントでの謎解きを強いられると言う、これまた「たけしの挑戦状」のようなもの。完全に意地悪だ。更に証言を一回しか言わない為、もう一度聞こうとすれば「もういいました」と言う素っ気ない回答で返されると言う理不尽極まりないものもまた、高難度に拍車をかけたことは間違いない。
 言うなればメモの取り忘れが命取りとなる演出には、非常にリアリティ性が強いが・・・。

 チャールズとワトソン以外の登場人物はほとんどグルだったと一部のユーザーから指摘されてるが、人間関係が最悪で罵詈雑言が飛び交うと言う退廃的なもので、何だこいつらって開口一番こうツッコみたくもなります。
 更に犯人を追い詰め「こくはつする」と言うコマンドを用いて事件解決だ! と思いきや、証拠品を自室で調べなかったり別の証拠品を手に入れなければ証拠不十分でゲームオーバー、さらにバッドエンドと言う泣くに泣けない展開まであり、いい加減にしろ!! ってここまでくれば怒りたくもなる。

 やっとクリアしたと思いきや、表示はゲームオーバーでタイトル画面に戻る。と言う脱力感、これなら「えらいっ」の後に「こんなゲームにまじになってどうするの」と表示される「たけしの挑戦状」のほうがまだマシである。

 リアリティ性を重視しゲームバランスが理不尽極まりない物となったこの「ミシシッピー殺人事件」、同じくジャレコから出た「燃えろ!!プロ野球」に匹敵する「リアリティ性を追求しまくって肝心のゲームバランスが滅茶苦茶になって 結果として激ムズゲーム」と私は思いますね。

theme : レトロゲーム
genre : ゲーム

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