CDU、新たなパートナーはSPD?
総選挙で勝っても単独与党ではなく連立与党を選ぶのは、ナチスや旧東ドイツの教訓からでしょうね。それにしても組む相手探しと言うのは政治の世界において難しいです、政策や考えがそれぞれ異なるだけに・・・。
これまでSPD(社会民主党)や、今回の選挙で躍進した緑の党と協議を重ねたものの、政策面の差で著しく異なることから、緑の党と連立に向けた話し合いをこれ以上しないことをCDU側が判断したみたいですが、SPDとは協議を続ける為、うまく行けばSPDとの大連立と言うシナリオが現実味を帯びそうです。
リベラルなSPDと、保守寄りなCDUでは政策面や考えが水と油な感じだが、それをメルケル首相がどうまとめ上げるんでしょうかねェ・・・。
「大連立してさらにドイツを安定させよう!」とメルケル首相は意気込んでますが、最大与党と最大野党が組んで一つになれば、政局はいい方向に向くでしょう。
先月の総選挙で勝利したアンゲラ・メルケル首相率いるCDU(キリスト教民主同盟)、前回の連立を組んだ相手FDP(自由民主党)が獲得議席数で過半数に届かなかったことから、新しい連立パートナーを組む相手を選考する段階が続いているようです。引用
ドイツ緑の党は連立不参加、首相がSPDとの大連立で協議
[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツの緑の党は、総選挙で勝利したメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)との6時間におよぶ協議の末、連立政権には参加しないことになった。連立に向けた政策面での差が大きいと判断したためで、これにより首相は社会民主党(SPD)との大連立に向けた協議に注力する。
CDUのグローエ幹事長は16日未明、記者団に対し「(緑の党との)予備協議は継続せず、連立に向けた話し合いには入らない」と述べた。
CDUは2回にわたりSPDおよび緑の党と協議してきた。SPDとは協議を続ける。
最終更新:10月16日(水)11時12分 「ロイター」より
これまでSPD(社会民主党)や、今回の選挙で躍進した緑の党と協議を重ねたものの、政策面の差で著しく異なることから、緑の党と連立に向けた話し合いをこれ以上しないことをCDU側が判断したみたいですが、SPDとは協議を続ける為、うまく行けばSPDとの大連立と言うシナリオが現実味を帯びそうです。
リベラルなSPDと、保守寄りなCDUでは政策面や考えが水と油な感じだが、それをメルケル首相がどうまとめ上げるんでしょうかねェ・・・。
「大連立してさらにドイツを安定させよう!」とメルケル首相は意気込んでますが、最大与党と最大野党が組んで一つになれば、政局はいい方向に向くでしょう。