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元イングランド代表・キャンベル「黒人に冷淡過ぎる」

 現役選手ではたくさんいるにも関わらず、監督となるとあまりいないと言うより、むしろチャンスすら与えられないと言うことなんでしょうか。

引用

「イングランドの体質は古い」 元同代表DFキャンベル氏、黒人指揮官の少なさに言及

 かつてイングランド代表DFとして長くプレーし、現在監督ライセンス取得を目指しているソル・キャンベル氏(39)が現地時間28日、イングランドは黒人に対しコーチング業の門戸を開かないと語り、状況が変わらないようなら国外に出るしかないと語った。ロイター通信が報じている。

 現役時代にトッテナム、アーセナル、ポーツマス、ニューカッスルなどに所属し、イングランドの5クラブで20年にわたってプレーしたキャンベル氏。2012年に現役から引退し、現在は古巣アーセナルで若い選手たちを指導しながら、UEFA(欧州サッカー連盟)のAライセンス取得を目指している。

 しかし同氏は28日付けの英『ガーディアン』紙に対し「体質が変わらないことには、自分のチャンスはイングランドにはない。考えてみて欲しい。なぜここには黒人監督がこんなに少ないのか。なぜ、ブライアン・ディーンのような人が指揮官となる機会を国外(ノルウェーのサルプスボリ)に求めなくてはならないのか」「監督業を目指すほかの黒人選手たちと話したが、彼らも同じ気持ちだった。イングランドの体質は古い。この空気が変わるよう祈るよ」と語った。

 キャンベル氏はさらに、FA(イングランドサッカー協会)でコーチング業に携わりたいと考えていたが、それが叶わなかったとも明かした。同氏は「FAは僕の力になろうとしていたけど、何も動かなかった。僕はイングランド代表のために何かしたいと思っていて、彼らもそれに関心を示していた。でも彼らの関心は冷めてしまった。そして突然、ギャリー・ネヴィルが(フル代表の)アシスタントコーチ就任ということになったんだ」とコメント。かつてマンチェスターUでプレーし、代表でも同僚だったG・ネヴィル氏が昨年5月にFAと契約を結んだ件に触れた。

 イングランドの1部から4部に所属する各チームには非白人選手が30%ほど存在するが、プロチームを率いる黒人指揮官はノリッジのクリス・ヒュートン監督を含め、4人にとどまっている。

 最終更新:9月30日(月)13時0分 「ISM」より
 2012年に現役引退後、監督として現場復帰を考え、ライセンス取得を目指している元イングランド代表ソル・キャンベル氏「体質が変わらないことには、自分のチャンスはイングランドにはない。考えてみて欲しい。なぜここには黒人監督がこんなに少ないのか」とイングランドにおいて黒人の指導者があまりいないことに言及し、黒人にコーチングライセンスをなかなかくれないFA(イングランド・サッカー協会)の体質批判とも取れるコメントを出したようです。

 指導者として再びサッカーに携わりたいキャンベル氏、しかし今のイングランドは未だに黒人の指導者を認めようとしない体質が横行していると心情を語ったが、このままイングランドが変わらなければ国外で指導に当たるしかないとも語ったようです。コレってイングランド・サッカーが未だ閉鎖的と言うか排外的な空気に包まれているのでは・・・?

 1部と2部以下を含め、イングランド国内で黒人など非白人の現役選手では30パーセントいるものの、監督となればあまりいない現状、それについてキャンベルは「FAは黒人に冷たい」と映ったのではないだろうか?
 自分がコーチングライセンスを取れないのはFAの体質は人種差別と人種偏見に満ちていると思っているかも知れないが、サッカーだけでなくイギリス社会が黒人にもっと寛容になって欲しいとの悲痛な訴えをキャンベル氏は起こしたのでは?

 かつてポール・インス氏がブラックバーン・ローバーズを率いたものの、成績不振により解任されたことから、黒人を監督にすべきでないと言う差別的な風潮が出たのでは?
 黒人だからと言う理由で認めようとしない考え、これは排外主義と言うか家制度の悪い点でも映りますよ。

theme : イングランド プレミアリーグ
genre : スポーツ

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