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「ベジタリアニズム」の押しつけです!!

 これはハッキリ言って価値観の押しつけに他ならないような気がします。

引用

「菜食の日」公約で物議…ドイツ、緑の党だから?

【ベルリン=工藤武人】ソーセージなど肉料理をよく食べるドイツで、野党・緑の党が来月22日の総選挙に向け、毎週木曜日を「菜食の日」とすることを公約し、物議を醸している。

 環境保全重視を掲げる同党は、牛肉1キロを生産するために1万5000リットルの水が使われ、肉食が環境に悪影響を及ぼしているとの議論を展開。政権入りを果たした場合、手始めに役所や学校などの公共施設の食堂で木曜日には料理に肉を使わず、これを順次、拡大していくとの政策を提示した。

 これに対し、最大与党キリスト教民主同盟(CDU)を率いるメルケル首相は「我々は、国民の皆さんに、いつ何を食べるかを指図したりしない」と緑の党の「食生活」への介入を批判した。

 国民1人当たりの肉消費量が年間約60キロとされるドイツでは、環境への配慮というよりも、健康志向の高まりから野菜をもっと取ろうという動きはある。「菜食の日」の是非についてたずねた独誌シュテルンの世論調査でも、反対が5割に上る一方、支持も5割と世論は割れた。

 世論調査機関フォルザが28日発表した最新の政党支持率ではCDUと姉妹政党キリスト教社会同盟(CSU)が引き続き41%でトップを走り、2位の最大野党・社会民主党(SPD)を19ポイント引き離す。

 緑の党は3位の11%だが、前回(21日発表)時点から2ポイント支持を減らしており、「菜食」公約は必ずしも効果を上げていない。

 (2013年8月29日08時27分 読売新聞)
 ドイツと言えばソーセージやアイスバイン(豚肉を香味野菜などと一緒に茹でた料理)などに代表されるように結構肉を食べる国でありますが、それについて緑の党「毎週木曜日を菜食主義の日にします」と言うマニフェストを掲げたみたいです。

 なぜこのようなマニフェストを掲げたのか? 理由としては肉食により一頭の牛を育てるのに1万5000リットルの水が消費されていることに触れ、これが環境によくないとして、温暖化を助長しているとしてますが、環境保護を掲げるこの党、来月総選挙を控えていることもあってか「ただの話題作りだ」って思われそうです。

 これにアンゲラ・メルケル首相「我々は、国民の皆さんに、いつ何を食べるかを指図したりしない」と緑の党のこのマニフェストを批判してますが、政府が国民の食生活に介入するのはやり過ぎだと言うことだろうか。
 環境への影響より健康志向から野菜をたくさん取ろうと言う動きはあれど、この緑の党のマニフェストはベジタリアニズムの押しつけに他なりません。それについて喜ぶのはPETAぐらいですよ。

 これについての世論調査は賛成と反対が五分五分ですが、賛否両論あるってことですね。
 確かに菜食主義は健康志向を取る人間にいいかも知れないが、だからと言って行き過ぎたベジタリアニズムを広めるのは価値観の押しつけに他ならない気がします。

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