大統領在職41年半ねェ・・・。凄いのかコレ?

 アフリカの中央部に位置するガボンで現職の大統領が亡くなったようですが、この大統領の在職年数を聞いたら思わず「えぇ〜っ!?」って言うかも知れませんね。

引用

ガボンのボンゴ大統領死去=仏誌報道、世界最長の41年半在任

【パリ7日時事】仏誌ルポワン(電子版)は7日、アフリカ中西部の産油国ガボンを41年半にわたって統治し、現職大統領として世界最長の在任記録を持っていたオマル・ボンゴ・オンディンバ氏が同日、がんのため死去したと報じた。73歳。ボンゴ氏はスペイン東部バルセロナ市内の病院に入院していた。
 旧仏領赤道アフリカのレワイ(現ガボン東部)生まれ。仏空軍中尉から1960年のガボン独立に伴い外務省官房次長。その後副大統領となり、ムバ初代大統領死去を受けて67年12月大統領に就任。ガボン民主党の一党独裁政権を築いた。90年代から一定の民主化を進めたが、2005年11月に7選された。
 死去により上院議長が権限を代行、大統領選を準備する。外交筋によると、息子のアリ国防相(50)、娘のパスカリーヌ大統領府官房長(53)、娘婿のトゥンギ副首相兼外相(58)らが有力候補と目されている。
 (2009/06/08-07:08)「時事ドットコム」より
 このオマル・ボンゴ・オンディンバ大統領ですが、1967年に当時ガボンの大統領だったレオン・ムバが急死したことを受けて大統領職に就任してから、今月7日に亡くなるまでの41年半もガボンの大統領として政権の座に就いていたようです(当初は独裁体制だったが90年代に民主化を推進した)。

 大統領の任期って欧米などの先進国では8年か10年ぐらいが多いけど(この10年でコロコロ変わった日本はなんか異常だが)それをはるかに上回る41年半ってまず考えられないでしょう。もう一つ、アフリカはほとんどの国で長期政権の国が多く、20年以上も国家元首の座に就いている大統領などが多いから、日本人からすれば「えぇ〜っ、何で20年以上大統領やってるの!?」って思うでしょう。またボンゴ大統領、在職41年半という数字ですが、これは長期政権が多いアフリカ諸国において最も長い在職期間でもあったようです(これまで長かったのはトーゴのニャシンベ・エヤデマで38年《1967年1月の就任から2005年2月に急死するまでトーゴの大統領に君臨した》だった、現トーゴ大統領のフォール・ニャシンベは実子で、2005年に世襲によって大統領に就任した)最も長い国家元首に認定されようとしてギネスブック入りを狙ってたんでしょうかね・・・?

 在職期間が41年半という数字もさることながら、自分の家族も側近として起用するなど(息子のアリ氏が国防相、娘のパスカリーヌ氏が大統領府官房長、娘婿のトゥンギ氏が副首相兼外相、ちなみに夫人はコンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領の実の娘)家族全体で国の政治を治めていたんだからコレは凄いのかどうなのかねェ・・・。ボンゴ大統領の長期政権にも関わらず、その間にガボンでは政情不安や内戦は起こらず、またアフリカにおける紛争調停を買ってでたり、産油国でもありまた人口の少なさも相まって高い国民所得を持ち、石油は国家の関与があまりなく、ギニア湾岸諸国において最も早く開発が進んだことから多くの国の企業が参入していることが多いことも事実で、これらの経緯からガボンは安定してたんでしょうね。

 ボンゴ大統領の急死に伴い、ガボンでは現在上院議長が暫定的に権限を取り、近々大統領選を行うこととなりますが、息子のアリ国防相、娘のパスカリーヌ大統領府官房長、娘婿のトゥンギ副首相兼外相らが有力候補なようだけど、いずれもボンゴ大統領の家族だけに家族間闘争になってしまうかも知れないですね。また政情不安を招かなければいいけど・・・。

 41年半もガボンの大統領として権力を握ったボンゴ大統領、この数字は凄いのかどうか、どうなんでしょうかねェ・・・。

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