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市民に対しサリンを使用か!?

 一昨年から内戦同然の混乱が続くシリア、ここでまた新たな疑惑が浮上したみたいです。

引用

シリア サリン使用疑惑 内戦関与転換ならアサド政権窮地も

【カイロ=大内清】シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑で、米国がシリア内戦への関与を強める方向にシフトすれば、現在は軍事的には優位にあるとみられているアサド政権は窮地に陥る可能性がある。それだけに政権側は今後、「化学兵器は使用していない」との従来の主張を繰り返し、国際社会が一致した対応を取らぬよう揺さぶりを続けるものとみられる。

 シリア国内では現在、北部の大部分が反体制派の支配地域となっているものの、主要都市アレッポ周辺など要所の多くはなおも政権側がおさえている。装備面で劣る反体制派は、政権打倒には高性能な兵器が不可欠だと訴えている。

 これに対しオバマ米政権は、反体制派支援を殺傷能力のない装備の提供や軍事教練などにとどめ、内戦から距離をとってきた。そこには、武器供与に踏み切れば、反体制派に参加している反米的なイスラム過激派を通じて国際テロ組織アルカーイダや周辺国に武器が流出し、地域全体の不安定さが増すとの懸念がある。こうした危険性はアサド政権が当初から主張してきたことでもある。

 化学兵器問題をめぐり政権側は3月、反体制派による使用があったとして国連に調査を要請し、その後、国連調査チームの権限が過大だとして受け入れを拒否するなど、国連相手の駆け引きを続けてきた。

 この問題で政権側は今後も、後ろ盾であるロシアなどを頼りに国際社会を翻弄して時間を稼ぐ一方、自政権が崩壊した場合の地域への悪影響などを宣伝することで、米欧への牽制(けんせい)を続けていく可能性が高い。

 最終更新:4月27日(土)8時45分 「産経新聞」より
 混迷が続くシリアで、今度はバッシャール・アサド大統領率いる政府軍が反政府勢力に対し、生物化学兵器サリンを用いて殺害したと言う疑惑が浮上し、欧米諸国が懸念を示しているみたいです。
 それにしても、かつてオウムがあの地下鉄サリン事件と言う未曽有の無差別テロに使ったあのサリンをシリア政府が所有してたなんて・・・!! しかも生物化学兵器を用いて大量虐殺って、かつてのイラクにおけるサダム・フセイン政権がクルド人を大量虐殺したハラブジャ事件と同じですよ。

 これに対し使用を否定するシリア政府、さらに「大量破壊兵器使用は欧米が我々を貶めようとするでっち上げだ」と主張しており、国際社会を牽制しています。

 欧米に対しては冷淡だが、ロシアに対しては調査員の入国を認めるなどダブル・スタンダードなところを見せるアサド政権、さらに政権崩壊後のシリアは混乱するどころか、周辺国に与える影響を大々的に宣伝するなどして揺さぶりをかけているが、やっていることは北朝鮮とさほど変わらんな。

 サリン使用疑惑が持ち上がったアサド政権、ここまで来てムダに強気を装って混乱と緊張をさらに強めるようでは北朝鮮と同じ穴のムジナだよ!! ここでアメリカが介入すればアサド大統領は完全なる「袋のネズミ」状態になることは間違いない。

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