アフマディネジャドの胸中は・・・?
北朝鮮が地下核実験を強行した日に、時を同じくして核開発疑惑で非難の矢面にあるイランで、イランの核問題に対しマフムード・アフマディネジャド大統領が記者会見を行いました。
アメリカはイランが核開発を進めていると指摘しましたが、当のアフマディネジャド大統領は否定しており、イラン政府もあくまで平和目的だと主張しております。
IAEAの枠組みの中で核開発をしていると主張するアフマディネジャド大統領、この枠組み以外のことで核問題に関して交渉しないともしており、また地下核実験を行った北朝鮮との関係に関しては、アフマディネジャド大統領はこれを否定したようです。これにはなんか怪しいかもしれませんねェ・・・、さらに「アメリカのような国々が核問題を巡る政治状態を扱うことは出来ない」とも述べましたが、これにはアメリカをけん制する狙いもありそうです。
アフマディネジャド大統領はまた、大統領選で再選された場合にはアメリカのオバマ大統領との討論に前向きな姿勢を示すなど、アメリカを批判してけん制する一方で対話には応じると言うのだから、これには胸中がハッキリしないと思いますね。またアメリカからすれば「アフマディネジャド、いやイランのこの対応は虫が良すぎる」と疑心暗鬼かも知れないし・・・。
これまでもブッシュ前大統領などにも討論を要求するなど、アメリカ(イスラエルも同様)をさんざん批判する一方で討論には応じますと言うアフマディネジャド大統領の姿勢には、正直言って胸中はどうなんだ!?とも思いますし、本心はイランを国際社会から核保有国として認めさせる為にやっているとしか思えないですね。
交渉には応じないとする一方で一対一の討論には前向きなところも、胸中は一体どうなんだ!?と思いますね。北朝鮮との関係も真っ向から否定したアフマディネジャド大統領、今回の会見は、イランも無駄に強気を装っているとしかいえません。
首都テヘランで記者団に対し「われわれの意見では終わっている」と各開発問題において、各国との交渉に応じることはないと一蹴したアフマディネジャド大統領、北朝鮮同様強気を装っているとしか思えませんね。引用
イラン大統領が記者会見 核問題で交渉の可能性を排除
テヘラン(CNN) イランのアフマディネジャド大統領は25日、首都テヘランでの記者会見で、同国の核開発問題について「われわれの意見では終わっている」とコメントし、各国との交渉に応じる可能性を排除した。
オバマ米政権はブッシュ前米政権と同様、イランが核兵器開発を進めていると認識しているが、アフマディネジャド大統領はこれを否定。国連安全保障理事会の常任理事国5カ国にドイツを合わせた6カ国は、イラン核問題の解決に向けた交渉を試みている。
しかしアフマディネジャド大統領は、イランが国際原子機関(IAEA)の枠組み内で核開発を進めると主張し、この枠組み以外では核問題を交渉しない方針を明言した。同大統領はまた、この日2度目の地下核実験を実施した北朝鮮との軍事協力関係を全面否定し、「これまで繰り返してきた通り、われわれは核拡散や核貯蔵に反対だ」と述べた。同大統領はさらに、「米国のような国々」が核問題などをめぐる政治状況を扱うことはできない、と発言した。
一方アフマディネジャド大統領は、来月12日の大統領選で再選された場合、オバマ米大統領に討論を呼び掛けると述べた。アフマディネジャド大統領はこれまでにもブッシュ前米大統領や、昨年の大統領選で民主党候補だったオバマ氏と、共和党候補だったマケイン米上院議員に討論を求めてきた。アフマディネジャド大統領はオバマ米大統領に対し、国連本部などでの意見交換をあらためて促していくという。
最終更新:5月26日12時6分「CNN.co.jp」より
アメリカはイランが核開発を進めていると指摘しましたが、当のアフマディネジャド大統領は否定しており、イラン政府もあくまで平和目的だと主張しております。
IAEAの枠組みの中で核開発をしていると主張するアフマディネジャド大統領、この枠組み以外のことで核問題に関して交渉しないともしており、また地下核実験を行った北朝鮮との関係に関しては、アフマディネジャド大統領はこれを否定したようです。これにはなんか怪しいかもしれませんねェ・・・、さらに「アメリカのような国々が核問題を巡る政治状態を扱うことは出来ない」とも述べましたが、これにはアメリカをけん制する狙いもありそうです。
アフマディネジャド大統領はまた、大統領選で再選された場合にはアメリカのオバマ大統領との討論に前向きな姿勢を示すなど、アメリカを批判してけん制する一方で対話には応じると言うのだから、これには胸中がハッキリしないと思いますね。またアメリカからすれば「アフマディネジャド、いやイランのこの対応は虫が良すぎる」と疑心暗鬼かも知れないし・・・。
これまでもブッシュ前大統領などにも討論を要求するなど、アメリカ(イスラエルも同様)をさんざん批判する一方で討論には応じますと言うアフマディネジャド大統領の姿勢には、正直言って胸中はどうなんだ!?とも思いますし、本心はイランを国際社会から核保有国として認めさせる為にやっているとしか思えないですね。
交渉には応じないとする一方で一対一の討論には前向きなところも、胸中は一体どうなんだ!?と思いますね。北朝鮮との関係も真っ向から否定したアフマディネジャド大統領、今回の会見は、イランも無駄に強気を装っているとしかいえません。