今度はまた地下核実験強行か!? 安保理また動く
先月ミサイルを発射して国際社会から激しい反発を食らった北朝鮮、それにも関わらず地下核核実験を行ったものだから、国際社会は相当怒ってます。
これに対し日本、高須国連大使は記者団に対し「北朝鮮の無責任で許せない行為に対して、きちんとした結果が下されるということを示す内容にしなければいけない」とコメントし、度重なる北朝鮮の行動に対し追加制裁に前向きな姿勢を見せたようです。アメリカや韓国とも協議して追加制裁を盛り込んだ決議案を作って、安保理での採択に持っていこうと強気を見せてますからね。これまで日本は北朝鮮に腸を煮え繰り返され続けられたから当然でしょう。
またこれまで中国とつるんで北朝鮮をかばってきた(ミャンマーやジンバブエも)ロシアのチュルキン国連大使が北朝鮮が核実験を再開したことに対し「強い反対と非難」との非難声明を盛り込んだ議長声明を発表したようです。ここで北朝鮮の肩を持とうものならロシアはアメリカやEUなどを敵に回すかもしれないからね(中国もだが)。
今回の議長談話、過去の安保理決議及び声明に基づく義務の完全なる厳守を北朝鮮に求め、また「各理事国はただちにこの問題での安保理決議に関する作業を始めることを決定した」と各理事国の同意のもとに発表されたもので、北朝鮮に友好的な中国とロシアを含む全ての理事国が北朝鮮への非難と新たな決議をする必要があると一致したことで、北朝鮮に対する今回の非難はさらに厳しいものになるでしょう。
今回全ての理事国の意見が一致した対北朝鮮制裁決議、さて、どうなるのやら・・・。中国とロシアがうやむやでこの問題を終わらせないことを期待したいです。
先月のミサイル発射といい、それを非難されるや否や6カ国協議からの一方的な脱退を宣言し、なおかつIAEAの職員を追放して核実験を強行したこともそうだし、今回また地下核実験を行うなど、相変わらず国際社会から後ろ指を指されることを平気でする北朝鮮、今回ばかりは国連安保理も厳しい態度に出なければならないでしょうね(先月のミサイル発射実験の際、安保理で対北朝鮮制裁決議をしようとしたが、中国とロシアのせいで議長声明に留まった)。引用
北核実験を全理事国が非難、新決議採択方針で一致…安保理
【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は25日午後(日本時間26日早朝)、北朝鮮の核実験実施に関する緊急会合を開いた。
各理事国は、核実験は北朝鮮の核、ミサイル開発停止を求めた安保理決議1718の「明確な違反」として非難し、新たな決議の必要性で一致した。日本は米韓などと協議したうえで追加制裁を盛り込んだ決議案を作成し、早期採択を目指す。
緊急会合後、5月の安保理議長国ロシアのチュルキン国連大使は、核実験への「強い反対と非難」を表明する議長談話を発表した。議長談話は、北朝鮮に過去の安保理決議、声明に基づく義務の完全順守を要求し、「各理事国はただちにこの問題での安保理決議に関する作業を始めることを決定した」としている。
議長談話は各理事国の同意に基づいて議長が発表したもので、北朝鮮に融和的な中露を含む全理事国が北朝鮮非難と新たな決議の必要性で一致したことになる。4月の北朝鮮による弾道ミサイル発射の際は「決議違反」の認定をめぐって日米と中露の見解が割れていた。
日本は26日に追加制裁決議案の作成を終え、安保理常任理事国との協議に入りたい意向だ。高須幸雄国連大使は会合後、記者団に「北朝鮮の無責任で許せない行為に対して、きちんとした結果が下されるということを示す内容にしなければいけない」と語った。
フランスの国連次席大使も追加制裁を支持する考えを表明。ライス米国連大使は「米国は強い決議、強い措置を求める」と語った。中露が追加制裁の内容に同意するかが焦点となる。
25日は緊急会合に先立ち、米英仏中露の5常任理事国に日韓を加えた7か国が大使級会合を開き、今後の方針で意見交換した。
(2009年5月26日12時06分 読売新聞)
これに対し日本、高須国連大使は記者団に対し「北朝鮮の無責任で許せない行為に対して、きちんとした結果が下されるということを示す内容にしなければいけない」とコメントし、度重なる北朝鮮の行動に対し追加制裁に前向きな姿勢を見せたようです。アメリカや韓国とも協議して追加制裁を盛り込んだ決議案を作って、安保理での採択に持っていこうと強気を見せてますからね。これまで日本は北朝鮮に腸を煮え繰り返され続けられたから当然でしょう。
またこれまで中国とつるんで北朝鮮をかばってきた(ミャンマーやジンバブエも)ロシアのチュルキン国連大使が北朝鮮が核実験を再開したことに対し「強い反対と非難」との非難声明を盛り込んだ議長声明を発表したようです。ここで北朝鮮の肩を持とうものならロシアはアメリカやEUなどを敵に回すかもしれないからね(中国もだが)。
今回の議長談話、過去の安保理決議及び声明に基づく義務の完全なる厳守を北朝鮮に求め、また「各理事国はただちにこの問題での安保理決議に関する作業を始めることを決定した」と各理事国の同意のもとに発表されたもので、北朝鮮に友好的な中国とロシアを含む全ての理事国が北朝鮮への非難と新たな決議をする必要があると一致したことで、北朝鮮に対する今回の非難はさらに厳しいものになるでしょう。
今回全ての理事国の意見が一致した対北朝鮮制裁決議、さて、どうなるのやら・・・。中国とロシアがうやむやでこの問題を終わらせないことを期待したいです。