fc2ブログ

ニューカッスルがまさか、まさかの2部に降格・・・。

 イングランド・プレミアリーグの今季最終節、信じられない結末がありました・・・。

引用

シアラー監督率いるニューカッスルの2部降格が決定

 イングランド・プレミアリーグは今季最終節が行われ、アラン・シアラー監督率いるニューカッスルはアストン・ビラに0-1で敗れて、2部降格が決定した。

 ニューカッスルは最後まで残留争いを繰り広げたハル・シティ(マンチェスター・ユナイテッドに0-1で敗戦)とサンダーランド(チェルシーに2-3で敗戦)がともに敗れたため、この試合に勝てば残留できる状況にあったが、38分のダフのオウンゴールが痛恨の失点となり、そのまま0-1で敗れた。

 なお、ニューカッスルとともに、ブラックバーンと引き分けたWBA(0-0)、ウェストハムに敗れたミドルスブラ(1-2)の降格も決まった。

 一方、すでにマンチェスター・ユナイテッド(マンU)の優勝が決まっている上位陣は、マンUに加え、2位リバプール(トッテナムに3-1)、3位チェルシー、4位アーセナル(ストーク・シティに4-1)の4強がそろって最終戦を勝利で飾った。

 (C)MARCA.COM [ 5月25日 11時33分 更新 ]
 ここでも触れておりますが、今年4月にアラン・シアラーを監督に迎え、巻き返しを計ったニューカッスル・ユナイテッドですが、かつてのエースを指揮官に持ってしても低迷から抜け出せず、残留をかけた最終節でもなすすべもなく敗れ、2部降格と言う憂き目を見てしまいました・・・。

 4月に監督に就任したシアラー、BBCの取材に対し「失望しているし、怒っている。我々が地位を失ったのは今日じゃない。38試合を通じて失ったのであり、38試合を通じて十分ではなかったんだ」と2部降格と言うチームにとって屈辱を受けたのは当然として、その前から何もかも失いチーム状態が良くなかったことへのやるせなさをコメントし、シーズンを通じての低迷について「私も選手たちも、前任の指揮官も十分じゃなかった。そしてオーナーもミスを犯した」自身や選手たちはもとより、前監督が十分でなかったこととフロント陣のミスも指摘したようです・・・。チームが低迷している場合、真っ先に責められるのは監督や選手ではありますが、それ以上にフロントも同じ理由で責められるべきではないでしょうか?

 今シーズンのニューカッスルは出足から低迷し、フロントはその責任をケビン・キーガン監督(シーズン開幕当時の指揮官)に押し付けてキーガン監督を解任し、そこから迷走の始まりと言っていいでしょう、冬の移籍マーケットでデンマーク代表のサイドアタッカー、ペーター・ローベンクランズを獲得するが、その一方で絶対的守護神シェイ・ギブンマンチェスター・シティに移籍したこともダメージとなり、シーズンを通じて不安定な戦いが続き、サポーターの失望だけが残り降格圏内をさまよい、かつてのエース・シアラーを監督に招いて不振脱出を図ったもののそれも結果につながらず、残留を欠けた今季最終節でも敗れ2部降格と言う憂き目となりましたが、今シーズンの低迷と2部降格と言う結末は、フロントのいい加減さが招いたと言っていいでしょう。
 確かにシアラーは長くチームのエースとして君臨しチームのシンボルでもあったものの、監督に招いたからと言ってチーム状況が良くなるとは限らないのである。それがニューカッスルのフロントにはなかったのだろうか?

 またチームが降格したことで、オーウェン、マルティンス、グティエレスなどチームの主力クラスは、今年夏のマーケットで移籍が濃厚でしょう。

 シーズン開幕前にはベスト10入りしてもいいくらいなニューカッスル。ユナイテッド、しかし蓋を開ければ2部降格と言う予想だにしなかった結末には、シアラーや選手たちは当然として、サポーターの失望だけが残ったとしか思えません。最もその原因を作ったのはフロントのいい加減なチーム運営にあると思います・・・

 イングランド北東部、タイン・サイドの雄ニューカッスル・ユナイテッドがプレミアの表舞台から退場してしまいました・・・。

theme : 欧州サッカー全般
genre : スポーツ

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

アジシオ次郎

Author:アジシオ次郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード