ポール・ライアン氏の素顔
今回の大統領選挙における共和党からの副大統領候補はこの人みたいです。
副大統領候補に指名されたライアン氏、演説にてバラク・オバマ大統領が掲げた医療保険改革制度や景気回復策の失敗を批判し、強いアメリカを掲げねばならんと保守的なところをアピールしたみたいですが、経済的に強くない社会などアメリカに相応しくないと言うことだろうか。
財政面で最も保守的な論客とされるライアン氏、オバマ大統領の掲げた政策はかえってアメリカの経済を悪化させた! と言わんばかりにオバマ政権に挑戦的な姿勢を取ってますが「どこが『Change!』したんだ?」「オバマの政策は軟弱だった」でしょう。オバマ政権での4年間は全くダメだったと見なす声が多い共和党、また一昨年の中間選挙にて、勢いをつけてきた草の根保守的な「ティーパーティー運動」の後押しも強く、これもまた副大統領候補に指名された秘訣ではないでしょうかね。
共和党は一部の議員の不適切発言などで厳しい視線を浴びてますが、同様にロムニー氏も不適切発言で厳しい視線を浴びており、結果ロムニー氏の支持率が上がらない要因となってますが、その巻き返しとばかりにフレッシュな人材の上、なおかつ経済政策通なところを持ち合わせた人物としてライアン氏の起用はまさに願ったりな人材と言えますが。
経済的に超保守、こうなるとアメリカ経済が保守主義に走りそうな気もするけど・・・。
民主党からはジョー・バイデン副大統領が候補ですが、この対決もまたアメリカ全土で高い関心を集めそうな気もします。
今回の大統領選挙で政権奪取をもくろむ共和党、既に大統領候補にはミット・ロムニー氏で決まっておりますが、その「片腕」となる副大統領候補に指名したのはポール・ライアン下院予算委員長で、42歳と言う若さと政治に対する姿勢が買われての起用と言っていいかも知れません。引用
【2012米大統領選】副大統領候補、ライアン氏 超保守
【タンパ=古森義久】米大統領選の共和党副大統領候補にライアン下院予算委員長が指名されたことで、今後の選挙戦は政策論争のイデオロギー色を濃くして、オバマ大統領への挑戦も議論をより先鋭にしていく見通しが強くなった。
42歳のライアン氏の登場はロムニー陣営に若さや活力を増す形となり、29日の副大統領候補受諾の演説でも会場は沸きに沸いた。
ライアン氏は演説でオバマ政権の景気回復策や医療保険改革策での巨額の支出を具体的な数字をあげて批判し、財政赤字の膨張への基本的な反対を表明した。
ライアン氏は共和党の中でも財政面の保守主義の最も強烈な旗手として活動してきた。この点でのライアン氏の保守度は大統領候補のロムニー氏を上回る。
このため、ライアン氏の参戦は共和党側のオバマ政権攻撃をこれまでよりも鋭くし、イデオロギー色を強くするとみられている。
保守派の政治評論家のフレッド・バーンズ氏は「両党の論争はライアン氏の参加で、『政府の役割』とか『政府と国民の関係』という国家のあり方の基本レベルにまで引き上げられるだろう」と述べた。
ロムニー氏も保守主義を唱えるが、論争の主題はオバマ政権下の経済運営や同政権の過去の実績という次元にとどまりがちだったというのだ。
ライアン氏が緩急を操る論客である点も今後の大統領選の熱気を高めることが予想される。
民主党現職のバイデン副大統領は国政経験こそ豊富だが、討論では失言も多く、冷静に相手を攻撃していくとされるライアン氏との対照がすでにメディアで報じられている。
最終更新:8月31日(金)7時55分 「産経新聞」より
副大統領候補に指名されたライアン氏、演説にてバラク・オバマ大統領が掲げた医療保険改革制度や景気回復策の失敗を批判し、強いアメリカを掲げねばならんと保守的なところをアピールしたみたいですが、経済的に強くない社会などアメリカに相応しくないと言うことだろうか。
財政面で最も保守的な論客とされるライアン氏、オバマ大統領の掲げた政策はかえってアメリカの経済を悪化させた! と言わんばかりにオバマ政権に挑戦的な姿勢を取ってますが「どこが『Change!』したんだ?」「オバマの政策は軟弱だった」でしょう。オバマ政権での4年間は全くダメだったと見なす声が多い共和党、また一昨年の中間選挙にて、勢いをつけてきた草の根保守的な「ティーパーティー運動」の後押しも強く、これもまた副大統領候補に指名された秘訣ではないでしょうかね。
共和党は一部の議員の不適切発言などで厳しい視線を浴びてますが、同様にロムニー氏も不適切発言で厳しい視線を浴びており、結果ロムニー氏の支持率が上がらない要因となってますが、その巻き返しとばかりにフレッシュな人材の上、なおかつ経済政策通なところを持ち合わせた人物としてライアン氏の起用はまさに願ったりな人材と言えますが。
経済的に超保守、こうなるとアメリカ経済が保守主義に走りそうな気もするけど・・・。
民主党からはジョー・バイデン副大統領が候補ですが、この対決もまたアメリカ全土で高い関心を集めそうな気もします。