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「ベルリンの壁」崩壊の意外な事実!?

 かつてベルリンを東西に分断していたあの「ベルリンの壁」が崩壊して20年になる今年、意外!?な事実が判明したようです。もしこれがホントなら新たなる歴史的な発見かも知れません・・・。

引用

ベルリンの壁崩壊、仕組まれる?=「東独幹部が質問要請」と記者証言

【ベルリン21日時事】「ベルリンの壁」が崩壊するきっかけとなった旧東独スポークスマンの記者会見での発言を引き出した記者がこのほど、ドイツのメディアに対し、「東独幹部から事前に質問を要請された」と証言した。事実なら、壁崩壊の引き金となった会見が仕組まれたことになる。ただ、この幹部とされる人物は2006年に死去しており、真相はやぶの中だ。
 東独国民の国外脱出が急増する中、支配政党・社会主義統一党のシャボフスキー政治局員は1989年11月9日の記者会見で、国民の海外渡航制限を緩和する旅行法について説明。イタリアのANSA通信の記者だったリッカルド・エールマン氏(79)の「いつ発効するのか」との質問に、同政治局員は「直ちに」と回答した。
 発効予定日は実際は翌10日だったが、このニュースが伝わると東ベルリン市民が壁に殺到。東西ベルリン間の通行が事実上、自由化され、壁は崩壊した。
 エールマン氏によると、会見直前に党幹部から電話があり、「旅行法に関する質問を忘れるな」と促されたという。同氏は「質問は偶然ではない」と述べた。この幹部は、東独国営通信を率いていたギュンター・ペチュケ氏と伝えられている。
 一方、シャボフスキー氏は、発言は自然な質疑応答の中で出たと強調。エールマン氏の「新説」は「全くばかげている」と否定している。

 (2009/04/21-14:38)「時事ドットコム」より
 1989年当時東ドイツでは、歯止めのかからない東ドイツ国民の国外脱出に対し、エゴン・クレンツ書記長をはじめとする東ドイツ政府は頻発する国内のデモや国外に脱出する東ドイツ国民への対応に追われその解決策として11月10日から「ベルリンの壁」を除く国境通過点から出国のビザが大幅に緩和するという審議を可決したが、政治局員の一人ギュンター・シャボフスキーはその場におらず事態を把握していなかった為、11月9日の記者会見でシャボフスキー氏が国民の海外渡航制限を緩和する旅行法について説明したところ、いつ発行するのかと言う記者の問いに対し「すぐ」と言ったことがきっかけで「ベルリンの壁」の崩壊につながったと言うのが、壁崩壊の歴史的事実なんですが、21日にこの記者会見で質問した記者が、ドイツのメディアに対し「東ドイツ幹部から事前に質問を要請された」と証言し、壁崩壊につながった記者会見が仕組まれたと言うことになれば、新たなる歴史的発見かもしれないです。

 この記者は当時、記者会見前に東ドイツ政府の幹部の一人から「旅行法に関する質問を忘れるな」と指摘されており、それに対し偶然ではないと述べたようです。

 しかしシャボフスキー氏は、この記者の発言に対し「全くばかげている」と、この回答は自然な質疑応答の中で出たものだと反論したようですが、どっちが正しいか認識が食い違うことになりそうです・・・。またこの記者が言った幹部とされる人物に関しては、2006年に亡くなっていることで質問の真相は分からなくなっていることも否めないでしょう。それらに関する資料でもあれば別なんですけど・・・。

 シャボフスキー氏の「誤報」で起きた「ベルリンの壁崩壊」という出来事、20年経った今になって、壁の崩壊が「実は仕組まれた」と言うことが事実なら、ドイツはもとより世界に衝撃を与えるし、またこれは歴史を揺るがすことになるかも知れませんねェ・・・。

 さて、真相はいかに!?

theme : 海外ニュース
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