スー・チー女史、24年ぶりの外遊
自宅軟禁が解かれ、政界に進出するなど本格的に政治活動に入ったアウンサン・スー・チー女史、次なる活動は外交展開になりそうです。
タイでは国境付近にある難民キャンプを訪問し、軍事政権による圧政から逃れる為亡命したビルマ人難民への支援を国際社会に訴えるとNLD(国民民主連盟)のスポークスマンは言ってますが、亡命したビルマ人が大勢いるタイ、訪問を歓迎していますが、まずは隣国であるタイを訪問しそこからASEAN(東南アジア諸国連合)諸国にも外遊するのだろうかね。
24年ぶりの出国、今までは軍事政権によって自由を奪われてきた分、積極的な外交活動に乗り出しましたが、民主化へのプロセスが始まったばかりのビルマ、その自由と民主化へ推進する為にも自分が動いて国際社会への理解を訴える為と言えます。
自由の身となったスー・チー女史の動きに国際社会の関心が高まりそうですが、やはりネルソン・マンデラ氏と通ずる部分がありますね。
24年ぶりにビルマから外に出ることとなったスー・チー女史、最初の訪問先は隣国・タイで、インラック・シナワット首相と会談を行う予定であり、またタイで30日に開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出ることも予定されており、さらに来月にはヨーロッパを訪問することが予定されてますから、自宅軟禁が解かれ自由の身となったスー・チー女史の活動に注目が集まっているようです。引用
スー・チー氏、外交めじろ押し きょう24年ぶり出国 初外遊先はタイ
【シンガポール=青木伸行】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は29日、およそ24年ぶりに出国し、隣国のタイを訪問する。6月には欧州数カ国を歴訪し、「自由の身」となったスー・チー氏の外交活動が始まる。
スー・チー氏は29日夜にバンコクに入り、30日から開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出席する。タイのインラック首相とも会談する予定。
ミャンマーからの避難民が暮らす国境沿いのキャンプも、訪れる意向だ。NLD幹部によると「スー・チー氏は滞在中、長年困難な状況に置かれている避難民への支援継続も、国際社会に訴える」という。ミャンマーからタイに亡命したジャーナリストらも、訪問を歓迎している。
スー・チー氏の外遊日程はめじろ押しだ。来月14日には、スイス・ジュネーブで開かれる国際労働機関(ILO)の総会で演説し、16日にはノルウェー・オスロで、ノーベル平和賞受賞の講演をする。1991年に受賞した際、スー・チー氏は自宅軟禁下にあり、夫と2人の子供が代わりにスピーチをした。
20日には英国で、母校のオックスフォード大学から名誉博士号を授与され、翌日に議会で演説する。ノルウェーと英国訪問の合間に、アイルランド・ダブリンを訪れ、ロックバンドU2のボーカリストで、スー・チー氏を支援してきたボノ氏が参加しての特別コンサートも検討されている。
最終更新:5月29日(火)9時20分 「産経新聞」より
タイでは国境付近にある難民キャンプを訪問し、軍事政権による圧政から逃れる為亡命したビルマ人難民への支援を国際社会に訴えるとNLD(国民民主連盟)のスポークスマンは言ってますが、亡命したビルマ人が大勢いるタイ、訪問を歓迎していますが、まずは隣国であるタイを訪問しそこからASEAN(東南アジア諸国連合)諸国にも外遊するのだろうかね。
24年ぶりの出国、今までは軍事政権によって自由を奪われてきた分、積極的な外交活動に乗り出しましたが、民主化へのプロセスが始まったばかりのビルマ、その自由と民主化へ推進する為にも自分が動いて国際社会への理解を訴える為と言えます。
自由の身となったスー・チー女史の動きに国際社会の関心が高まりそうですが、やはりネルソン・マンデラ氏と通ずる部分がありますね。