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チェルノブイリ事故から26年

 世界に衝撃を与えたあの原発事故から26年なんですね。

引用

「原発の町」で犠牲者に祈り=チェルノブイリ事故26年―ウクライナ

【スラブチチ(ウクライナ北部)時事】鳴り響くサイレン、鐘の音―。史上最悪の放射能汚染をもたらした1986年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から丸26年を迎え、原発の東50キロのウクライナ北部スラブチチで26日未明、犠牲者の冥福を祈る追悼式が開かれた。

 今も原発の監視を続ける職員や、元事故処理作業員、若者ら数百人が、市中心部の「記憶の広場」に集合。事故が発生したモスクワ時間午前1時23分(日本時間同6時23分)に合わせ、事故処理で犠牲になった女性2人を含む死者30人の肖像が描かれた記念碑に次々と献花、献灯した。

「きょうは悲劇の日」と話すのは、事故当日に現場に向かった元職員リュボフィさん(71)。市民が団結する日で、「以前は集合住宅のどの家庭でも、窓際でろうそくに火をともす光景が見られたほど」という。

 東京電力福島第1原発事故の被災者を気遣う人も多く、供養を執り行ったパベル神父は「世界全体で共有すべき問題だ」と訴えた。原発から南東15キロに位置する名称の由来となったチェルノブイリ市でも、正教会で祈りがささげられた。

 最終更新:4月26日(木)10時13分 「時事ドットコム」より
 ヨーロッパの半分近くに放射能汚染をもたらしたチェルノブイリ原発事故、未だに原発及びその周辺に与えた影響は図り知れず、今もなお後遺症に苦しむ人たちも多くおり、最悪の事故と言えます。

 チェルノブイリに関してはこちらも見てくださいませ。 →  原発事故の恐怖を全世界に与えた「チェルノブイリ」

 ウクライナ北部のベラルーシとの国境近くにあるチェルノブイリ、その原発から東に50キロあるスラブチチと言う町で26日未明、事故で犠牲となった職員や市民を追悼する式典が行われ、犠牲者の冥福を祈るとともに二度と原発事故を起こしてはならないと言う願いを訴えたようです。

 事故が発生した時刻に合わせて、事故処理で犠牲となった職員など死者の肖像が描かれた記念碑に献花したり、当時職員だった人が「二度とこのような悲劇をもたらしてはならない」と言い、この日を「悲劇の日」とも呼んだみたいです。

 昨年の福島第一原発事故にも触れ、未だ帰宅の見通しすら出来ず苦しんでいる被災者を気遣う声も聞かれましたが、確かに同じような境遇に立たされた人たちを見て放っておけないのは明らかですからね。

 事故後廃墟となったプリビャチなどの都市や村、一部の汚染地域は一生立ち入り禁止となるなど多大な影響と負の遺産をもたらしたチェルノブイリ、事故後に廃村となったところもあるから、福島第一原発周辺の町村などもこうなってしまうのだろうか・・・!? いやそうならないでほしいが・・・!

 原発事故がいかに最悪の事態を招くのか、それを証拠づけるものとなったチェルノブイリ、昨年の福島第一原発事故で改めて原発事故がもたらす影響を考えればならないと思います。電力不足を解消しようと関西電力大飯原発の再稼働に躍起となっている民主党政権はこの日、いやチェルノブイリをどう見てるのかねェ・・・!!

theme : ほっとけない原発震災
genre : 政治・経済

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