古巣の危機を救えるか！？

　元イングランド代表のエースストライカー・アラン・シアラー氏が古巣であるニューカッスル・ユナイテッドの監督に就任したようです。

引用

サッカー＝ニューカッスル、シアラー氏が新監督に正式就任

［ロンドン　１日　ロイター］　サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ニューカッスルは１日、元イングランド代表選手のアラン・シアラー氏（３８）の新監督就任を正式に発表した。就任会見は２日に本拠地のセント・ジェームズ・パークで行われる予定。
　現役時代ニューカッスルに在籍し、４０４試合出場、クラブ史上最多の２０６ゴールを記録したシアラー氏は今季残り８試合の指揮を執る。
　シアラー氏は英ＢＢＣラジオの取材で「ニューカッスルの大勢の人々が願っているように、私もこのクラブを降格させたくない。それを食い止めるようにスタッフと共に取り組む」と意気込みを語った。
　ニューカッスルはジョー・キニアー監督が心臓のバイパス手術で静養しているため、これまでクリス・ヒュートン氏が暫定的にチームの指揮を執っていた。
　ニューカッスルは現在リーグ１８位と低迷。過去リーグ戦１２試合で勝ち星はわずか１つで、降格の危機に立たされている。

2009年4月2日（木） 12時8分「ロイター」より

　かつて「ワンダー・ボーイ」としてイングランド代表のエースともてはやされたマイケル・オーウェン、ナイジェリア代表のエース、オバフェミ・マルティンス、アイルランド代表のサイドアタッカー、ダミアン・ダフ、アルゼンチン代表のホナス・グティエレス、ファブリシオ・コロッチーニなどのタレント陣を擁しながら、今シーズン現在、プレミアリーグにおいて１８位と低迷しているニューカッスル･ユナイテッド。最近の成績も振るわず降格の危機に瀕しているなどサポーターを失望させているこの状況を打破しようと、フロントはかつてニューカッスルで長年エースとして活躍したアラン・シアラーに白羽の矢を立てました。

　シアラーはＢＢＣの取材で「ニューカッスルの大勢の人々が願っているように、私もこのクラブを降格させたくない。それを食い止めるようにスタッフと共に取り組む」とかつて自身がいたチームをトップリーグから降格させまいと意気込みを語ったようです。これには古巣の危機に自分が立ち向かわないと！というものなんでしょうね。かつてエースとしてニューカッスル・ユナイテッドに数多く貢献したのだから、今度は監督としてチームに貢献したいとも取れますね。

　かつてのエースに命運を託されたニューカッスル、一体今シーズンはどんな結末を迎えるんでしょうか！？　そこに期待したいものです。