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国防相の暗殺を阻止、反政府ゲリラの構成員を逮捕

 政府軍と反政府ゲリラの対立が続く南米のコロンビアで、コロンビア政府は国防相の暗殺を画策したコロンビア革命軍(FARC)の構成員を逮捕したようです。

引用

コロンビア国防相の暗殺謀議を阻止と、FARC構成員を逮捕

 ボゴタ(CNN) コロンビアのウリベ大統領は26日、全国向けテレビ演説で同国の極左反政府ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)によるサントス国防相の暗殺の謀議を摘発したと発表した。

FARC構成員10人による陰謀で、国防相が首都ボゴタ近郊に保有する農家を警官を装って襲い、サントス氏と家族を殺害する計画だったという。農家警備の口実で襲撃する手はずだったという。容疑者は逮捕された。

地元紙などによると、国防相暗殺計画は昨年、政府軍に殺害されたFARC指導者の「とむらい攻撃」になるはずだった。サントス国防相は2010年の大統領選への出馬に意欲を見せている。

ウリベ大統領は就任以来、米国に協力を仰ぎ、FARC掃討作戦を本格化。幹部殺害や構成員脱走が相次ぎ、組織は弱体化したとの指摘もある。

最終更新:3月27日16時21分「CNN.co.jp」より

 1964年にコロンビア共産党の軍事組織として結成され反政府ゲリラ闘争を開始したFARC、麻薬密売組織と手を組んで指導拡大と共に勢力を拡大し、1990年代に麻薬ビジネスの最重要相手だったメデジン・カルテルが弱体化すると、FARCはその支配下にあった地域に進出し、自ら麻薬ビジネスを起こし勢力を拡大し、2000年代に入るとコロンビア政府との対立が激化し、別の左翼ゲリラ・国民解放軍(ELN)さらにコロンビア政府などの支援を受けた武装ゲリラコロンビア統一自衛団(AUC)も巻き込んで内戦状態となり、和平交渉が両者で何度も行われ、コロンビア政府とAUC、ELNとの停戦協議は進行しているものの、FARCは抗戦を続け、これに対しコロンビア政府はアメリカの支援のもと抗戦を続け、同時に「プラン・コロンビア」と呼ばれる麻薬撲滅政策を起こし、テロや貧困を無くそうと躍起になっているけど、情勢は良くなる兆しが見えないようです。

 またFARCは麻薬ビジネスだけでなく、外国の資産家を誘拐し身代金を得たり、革命税を強要しそれにより勢力を拡大していることで(これは南米の左翼ゲリラによくあるが)、まさにコロンビア=危険な国、を印象付ける象徴としか言えないです

 今回、FARCが構成員10名を使って国防相を暗殺を企てた発端として、去年政府軍によって殺害された幹部の「仇討ち」と言うのが主な理由で、サントス国防相が首都ボゴタに所有する農場の農家に警察官を装ってサントス国防相とその家族を殺害する計画だったが、すんでのところで悪い事態は免れたようです・・・。やはりおっかないとしか言えませんね。

 コロンビアのアルバロ・ウリベ大統領は2002年の大統領就任以来、アメリカと協力姿勢を取り、対テロ戦争の一つとしてFARCの掃討作戦を続けており、今回のサントス国防相暗殺謀議を摘発したとウリベ大統領はテレビを通じて発表したようです。

 ブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒーの生産国でありコスタリカやチリと並んで中南米で美人が多く(この3カ国の頭文字を取って『3C』と呼ばれることもある)エメラルドもまた有名なコロンビアですが、その一方でゲリラ組織の暗躍や麻薬や殺人などの犯罪が多く、世界的に治安がすこぶる悪い国の一つに挙げられていることには残念でならない。
 
 コロンビア政府はFARCは弱体化したと言うが、いつまた勢力を回復するかも知れないし、まさに危ないと言っていいでしょう。

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