カシミール緊張状態再び!?
この領有権問題は、日本と韓国がお互い領有権を巡って対立している竹島問題の比ではないくらいです。
カシミール問題を良く知らない方へ詳しく説明しますと、1947年にインドがイギリスから独立した際、イスラム教徒の多い地方はパキスタンとして分離独立し、その際カシミール地方の帰属問題を巡って対立し、南部はインドが実効支配するジャンムー・カシミールとしたのに対し、北部はパキスタンが実行す配するアーザード・カシミールとしたことで、インド・パキスタン両国共にカシミールはどこのものかで争うようになり、何度も紛争や衝突を繰り返し(カシミール紛争)、また東北部のアクサイチン地方は中国が実効支配したことで、中国も加わって(中印国境紛争、インドはこの戦争で負け、アクサイチン地方は中国実行支配地域となった)情勢は悪化し、現在は停戦ラインが引かれているものの緊張状態がいつ起こるかわからない状況であることは変わりない。
と言うのが、カシミール問題に対する大まかな説明です。
インド北部のジャンムー・カシミール支配地域で、パキスタンとの実行支配地域に近いクプワラ地区シャムスワリで23日、インド軍とカシミール武装勢力が交戦となり、4日間で死者は19人に及ぶなど相変わらずと言いますかまた緊張状態を招いたカシミール情勢、別の地区でも警官隊と武装勢力との間で銃撃戦となるなど別のところにも飛び火してます。
インド軍のスポークスマンは、密林地帯で武装勢力を掃討する作戦の真っ只中で、現在成果を挙げており、武装勢力の残党がどこかにいる可能性もあり、状況は予断を許さないかもしれませんね。
21日にパキスタン軍が昨夜実行支配線のインド軍の兵士を無差別に攻撃したとして、インド政府は今回の攻撃は武装勢力のインド側への侵入を阻止する目的ではなかろうか?と推測しますね。インドからの分離独立を掲げるイスラム過激派の度重なる活動に対し、神経を尖らせるインドと分離独立を支持するパキスタン、今回の緊張もまた印パ対立を浮き彫りとしたんでしょうね。
印パがお互いの領有権を巡って対立し、何度も紛争となっているカシミール問題、領有権問題ほど紛争になりやすい要素もないんですけどね・・・。だからカシミール問題は竹島問題の比ではないんです。他にあるとしたらパレスチナ問題か・・・、
インドとパキスタンがお互いの領有権を巡って対立し、幾度もインド・パキスタン両国の軍事衝突が絶えないカシミール問題。今回もまた緊張状態となったようですね。引用
カシミール武装勢力とインド軍の交戦、死者19人に
インド北部スリナガル(CNN) インド北部カシミールの山地で、パキスタンとの実効支配線に近いクプワラ地区シャムスワリでは23日、武装勢力とインド軍の銃撃戦が4日目に突入し、新たにインド兵4人、武装勢力側の5人が死亡した。戦闘開始以来の死者は19人に増加し、ここ数カ月で最悪の事態となっている。
インド軍スポークスマンがCNNに語ったところによると、同軍は森林地帯で武装勢力を徹底捜索する作戦で成果を挙げている。ただし武装勢力の残りが潜伏している恐れがあり、域内の家に立てこもっている可能性もあるという。
この日はショピアン地区でも警官隊と武装勢力が交戦し、武装勢力側の1人が死亡した。
カシミールはインドとパキスタンが領有権を争っており、インドからの分離独立を求めるイスラム過激派が約20年活動している。インド当局は21日、パキスタン軍が20日夜に実効支配線のインド軍兵士らを「無差別に」攻撃したと非難した。インド国防筋は、攻撃が武装勢力のインドへの侵入を隠す方策だった可能性を指摘している。
最終更新:3月24日16時13分「CNN.co.jp」より
カシミール問題を良く知らない方へ詳しく説明しますと、1947年にインドがイギリスから独立した際、イスラム教徒の多い地方はパキスタンとして分離独立し、その際カシミール地方の帰属問題を巡って対立し、南部はインドが実効支配するジャンムー・カシミールとしたのに対し、北部はパキスタンが実行す配するアーザード・カシミールとしたことで、インド・パキスタン両国共にカシミールはどこのものかで争うようになり、何度も紛争や衝突を繰り返し(カシミール紛争)、また東北部のアクサイチン地方は中国が実効支配したことで、中国も加わって(中印国境紛争、インドはこの戦争で負け、アクサイチン地方は中国実行支配地域となった)情勢は悪化し、現在は停戦ラインが引かれているものの緊張状態がいつ起こるかわからない状況であることは変わりない。
と言うのが、カシミール問題に対する大まかな説明です。
インド北部のジャンムー・カシミール支配地域で、パキスタンとの実行支配地域に近いクプワラ地区シャムスワリで23日、インド軍とカシミール武装勢力が交戦となり、4日間で死者は19人に及ぶなど相変わらずと言いますかまた緊張状態を招いたカシミール情勢、別の地区でも警官隊と武装勢力との間で銃撃戦となるなど別のところにも飛び火してます。
インド軍のスポークスマンは、密林地帯で武装勢力を掃討する作戦の真っ只中で、現在成果を挙げており、武装勢力の残党がどこかにいる可能性もあり、状況は予断を許さないかもしれませんね。
21日にパキスタン軍が昨夜実行支配線のインド軍の兵士を無差別に攻撃したとして、インド政府は今回の攻撃は武装勢力のインド側への侵入を阻止する目的ではなかろうか?と推測しますね。インドからの分離独立を掲げるイスラム過激派の度重なる活動に対し、神経を尖らせるインドと分離独立を支持するパキスタン、今回の緊張もまた印パ対立を浮き彫りとしたんでしょうね。
印パがお互いの領有権を巡って対立し、何度も紛争となっているカシミール問題、領有権問題ほど紛争になりやすい要素もないんですけどね・・・。だからカシミール問題は竹島問題の比ではないんです。他にあるとしたらパレスチナ問題か・・・、