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野田総理「辺野古が最良です」仲井間知事「県外だ!!」相変わらず平行線

 初めて沖縄を訪問しましたが・・・。

引用

首相、普天間迷走を陳謝…知事は「県外」譲らず

 沖縄を訪問している野田首相は27日午前、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡る民主党政権のこれまでの対応を陳謝したうえで、同飛行場の固定化を回避するため、同県名護市辺野古への移設が唯一有効な方法だとして理解を求めた。

 知事は県外への移設を主張し、議論は平行線に終わった。首相は知事との信頼関係を築き、辺野古移設について粘り強く理解を求めていく方針だ。

 会談は記者団に公開する形で約20分行われた。

 この中で知事は普天間移設問題について、「辺野古はものすごく時間がかかる。県外が私どもの目標なのできちんと検討いただきたい」と述べ、現状では県内移設は容認できないとの考えを伝えた。野田政権が進めている沖縄振興策については、「ここ何年来の快挙というか、いい内容で心から感謝申し上げる」と評価した。また、日米地位協定の見直しを求めた。

 これに対し、首相は「政権交代以降、県外移設の可能性を追求し、様々な案を検証したが、結果的に(辺野古への移設を目指す)日米合意に至った。この間、沖縄県の皆さんに大きな期待が膨らんだ分、落胆が広がった。加えて昨年の(防衛省の田中聡)前沖縄防衛局長の不適切な発言も重なった。深くおわび申し上げたい」と陳謝した。そのうえで、「日米両政府は辺野古に移転することが唯一有効な方法であると確認している」と説明し、「普天間を(宜野湾市に)固定化させずに県の基地負担軽減を具体的に進めていく」として理解を求めた。

 (2012年2月27日13時43分 読売新聞)
 米軍普天間基地名護市辺野古への移設に理解をもらおうと沖縄を訪問した野田佳彦総理、目的は辺野古移設への理解を改めて仲井真弘多知事に訴えようとするのが狙いでしたが、県外移設の態度を頑なに崩さない仲井間知事、議論は平行線みたいです・・・。

 また田中聡前沖縄防衛局長の不適切発言や真部事務局長の不手際などを陳謝し、さらに鳩山政権時の移設問題出の迷走も陳謝した野田総理、野田政権の進める沖縄振興策に理解しながらも、日米地位協定見直しも訴えたようです。
 コレって「今まで日本政府は基地問題においてアメリカの言いなりばかりで我々を無視してきた! 不平等な協定を見直すべきだ」って仲井間知事は言っているのでは・・・!?

 辺野古移設に反対し県外移設を訴える沖縄、当初民主党は県外と言って徳之島をその候補先として選んだものの、これが頓挫したことで「泣く泣く」当初の辺野古案を取ったとしか言えないが、当初の案を取り固定化を懸念する沖縄県と野党にはどう映ってるんでしょうかね。

 陳謝したところで済む問題でもないし、それでいて辺野古移設に理解など世論はどう見るんでしょうかね。だったら県外移設をハナッから言ったことが大間違いだったのではないでしょうかと思います。

theme : 沖縄米軍基地問題
genre : 政治・経済

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