結果は維新の会の「W勝利」
大阪都構想に拍車をかけそうな・・・?
「維新対反維新」の対決となったダブル選挙、結果は維新の会の完全勝利、府の世論は維新の会を選ぶ声が圧倒的だったような気もします。橋下氏は知事在職時代、好き嫌いがハッキリ分かれたにもかかわらず。
大阪府及び大阪市の全面的な再編を盛り込んだ大阪都構想を掲げる維新の会、民主・自民両党の支援を受けた現職の平松邦夫氏が敗れると言う結果は、この両党に対する不信感の表れではないでしょうか? 民主党政権に対する不信感はいざ知らず、自民党にも持ってるのでは?
そこで大阪府の世論が「ぶっ壊す」を掲げる橋下氏以下維新の会支持に傾いたと言えますが、既存政党が「反維新」で団結しながら、難なく圧倒的大差で勝利するのは、維新の会に対する期待かそれとも既存政党に対する不満なのか。
維新の会が掲げる大阪都構想、このダブル勝利はその序章となるのでしょうかね・・・。
かつてないくらい、全国の注目を集めた大阪市長選挙及び大阪府知事選挙(大阪ダブル占拠)、27日に投開票が行われ、市長選は「大阪維新の会」代表で前府知事の橋下徹氏が、知事選は同じく維新の会幹事長で前府議会議員、松井一郎氏が当選を果たし、これによりダブル選挙は維新の会の完全勝利で幕を閉じたと言えます。午後8時の投開票開始からすぐに「当選確実」と言うニュース速報が出たのだから、なお更です。引用
大阪ダブル選 市長に橋下氏、知事は松井氏
市長選投票率60・92%
大阪府知事と大阪市長のダブル選は27日、投開票が行われた。市長選は、前知事で地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹氏(42)が、民主、自民両党府連の支援を受けた現職の平松邦夫氏(63)を破って初当選した。知事選でも維新の会幹事長の前府議、松井一郎氏(47)が、両党府連の支援を受けた前池田市長、倉田薫氏(63)ら6人を破り初当選した。
橋下氏が知事を任期途中で辞職したことにより実現した40年ぶりの大阪ダブル選は、「維新VS反維新」の構図で激戦が展開され、府と大阪市の再編を伴う「大阪都構想」を掲げた「橋下維新」の圧勝となった。
就任後初の大型地方選に敗れた野田佳彦首相にとって大きな打撃となった。民主、自民両党が共闘しながら敗北したことは国民に既成政党への不信感が高まっていることの証左だといえる。次期衆院選に向け、政界再編の流れが加速する可能性もある。
市長選の投票率は60・92%で前回を17・31ポイント上回った。知事選は52・88%で前回を3・93ポイント上回った。
今回のダブル選は、維新が掲げた都構想や、教育への政治関与を明記した教育基本条例案の是非といった政策面のほか、橋下氏のようなトップダウン型か、協調路線かという首長の政治手法の在り方も対立軸となった。
維新側は橋下、松井両氏、反維新側は平松氏と、府内の首長有志の支援も受けた倉田氏が、それぞれタッグを組んだ。維新側は「大阪を変えるか変えないかの戦いだ」と訴え、橋下氏の知名度を背景に4月の統一地方選で大量増員した100人超の地方議員がフル稼働した。平松氏は1期4年の実績をアピールし、橋下氏の政治手法を「独裁を許すな」と批判したが、支持は広がらなかった。
共産は、市長選で推薦候補を擁立せず、「反維新勢力の結集」を掲げて平松氏を自主支援した。支持母体の創価学会を中心に固定票を持つ公明は、次期衆院選をにらんで維新との全面対決を避けるため、両選挙とも自主投票とした。
◇大阪市長選 開票終了
当 750813 橋下 徹 維新
522641 平松 邦夫 無現
橋下 徹(はしもと・とおる) 42 〔1〕
前大阪府知事・地域政党代表(関西広域連合国出先機関対策委員長)早大
◇大阪府知事選 開票終了
当2006195 松井 一郎 維新
1201034 倉田 薫 諸新
357159 梅田 章二 無新 【共】
29487 岸田 修 無新
27809 高橋 正明 無新
22347 中村 勝 諸新
21479 マック赤坂 諸新
松井 一郎(まつい・いちろう) 47 〔1〕
党幹事長・前府議・会社役員(府議秘書・会社員)福岡工大
最終更新:11月28日(月)8時9分 「産経新聞」より
「維新対反維新」の対決となったダブル選挙、結果は維新の会の完全勝利、府の世論は維新の会を選ぶ声が圧倒的だったような気もします。橋下氏は知事在職時代、好き嫌いがハッキリ分かれたにもかかわらず。
大阪府及び大阪市の全面的な再編を盛り込んだ大阪都構想を掲げる維新の会、民主・自民両党の支援を受けた現職の平松邦夫氏が敗れると言う結果は、この両党に対する不信感の表れではないでしょうか? 民主党政権に対する不信感はいざ知らず、自民党にも持ってるのでは?
そこで大阪府の世論が「ぶっ壊す」を掲げる橋下氏以下維新の会支持に傾いたと言えますが、既存政党が「反維新」で団結しながら、難なく圧倒的大差で勝利するのは、維新の会に対する期待かそれとも既存政党に対する不満なのか。
維新の会が掲げる大阪都構想、このダブル勝利はその序章となるのでしょうかね・・・。