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キルギスで政変後初の大統領選挙

 平和的な? 政権移譲になりそうです。

引用

キルギス大統領選、現首相が大差で勝利

 昨年の民衆抵抗で独裁的な前大統領が失脚したキルギスで30日、政変後初の大統領選があった。中央選挙管理委員会は31日、連立与党の一角、社会民主党党首で親ロシアのアタムバエフ首相(55)がほかの候補に大差をつけて当選したと発表した。

 同日朝(日本時間同)の中間集計(開票率95.43%)によると、首相の得票率は62.88%。次点候補との差は約50ポイント開いている。次期大統領の任期は6年で1期のみ。

 政変後に新政府を率いてきたオトゥンバエワ暫定大統領が今年末に任期満了を迎えるのに伴い、実施された。ソ連から独立後、キルギスでは2代続けて市民の抵抗運動で大統領が失脚しており、今回は初めて平和的に権力が移譲されることになる。

 asahi.com(朝日新聞社) 2011年10月31日12時22分
 昨年4月にクーデターでクルマンベク・バキエフ大統領(当時)が失脚し、その後暫定的に大統領を務めていたローザ・オトゥンバエワ女史が任期満了したことに伴い、今月30日に大統領選挙が行われたキルギス、投票の結果、現首相で社会民主党党首のアルマズベク・アタンバエフ氏が他の候補者を圧倒的に引き離して勝利し、新大統領になりそうです。

 参考としてこちらも見てくださいませ。 →  キルギスでまたキナ臭い匂いが・・・!?  クーデターの余波は大混乱!なようです

 アカエフ、バキエフとこれまで大統領がクーデターで失脚しましたが、今回選挙で新たに大統領が誕生したことで、平和的に権力が移譲されたようですが、これまでキルギスと言う国において民主主義が根付いていなかった証拠の表れなんでしょうかね?

 このアタンバエフ氏ですが、新ロシア路線な為、外交ではロシア寄りの姿勢を取りそうですね。CIS諸国には“よくある”ことではあるが、長年ソ連の一部だったことで、必然的にロシアに近い政策を選んでるんでしょうか? 言うなれば「寄らば大樹の陰」だ。

 アタンバエフ氏に言えることは、強権的な政策に走らないことでしょう。アカエフ、バキエフは強権的な政策を取って半ば「独裁」的だったことでクーデターで失脚すると言う憂き目を見たから、反面教師として捉えたほうがいいと思います。

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