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「乱入」と言うハプニングに遭いながらも完走

 ヴァンデルレイ・デ・リマと言う選手をご存知だろうか? 2004年のアテネオリンピック男子マラソンにおいて、途中までトップを走りながら、突然乱入してきた男性によってペースを崩されるハプニングに見舞われながら、諦めずに走りきって銅メダルを獲得し、世界を感動させたマラソン選手です。今から7年前の今日2004年8月29日は、アテネオリンピック男子マラソンが行われた日です。

 夏季オリンピックにおいて大トリと呼ぶに相応しい競技・男子マラソン、今から7年前の今日、2004年8月29日に行われたアテネオリンピック男子マラソンもそうなるはずでしたが・・・。
 マラソンはスタートし、日本からは油谷繁、諏訪利成、国近友昭が出場しました。序盤は混戦でしたが、徐々に集団を頭一つ抜け出したデ・リマが独創する状態となったのです。独走状態で折り返し35キロ地点までデ・リマの独走状態は変わらず、このまま金メダルかと思ったそのときでした!!
 36キロ地点で突然コースに男が乱入し、デ・リマに抱きついて歩道に押し倒すと言うハプニングが起こったのです。男は観衆に取り押さえられ、デ・リマはすぐさま競技を再開しましたが、一度崩したペースが簡単に直るはずはなく、後続を走っていたステファノ・バルディーニ(イタリア)メブ・ケフレジキ(アメリカ)に抜かれ、結果として3位でフィニッシュすると言う後味の悪い結果に終わってしまったのです(日本勢は油谷の5位が最高)。

 しかし最後まで諦めず走り続け、メダルを獲得したデ・リマに全世界から賞賛の声が挙がり、IOC(国際オリンピック委員会)はデ・リマの偉業を称え、銅メダルとは別のメダルを授与したのでした。レース後の会見で「完走して、メダルを獲得出来たことが何より嬉しい」とメダルを獲得したことへの喜びを見せたのでした。
 このシーンは私も見ていて非常に感動したと言うか、これぞスポーツマンシップに則った対応と言うか、偉い! の一言です。その為「金より輝く銅メダリスト」と称されたのです。銅と言う字は金へんに同じと書く字ですから、まさにそうです。

 また乱入ハプニングを起こした男性は、かつてF1の大会でコースに乱入して進行を妨害したいわゆる「曰くつき」の人物だったのです。見ていて私は「オリンピックを台無しにする気か!?」「オリンピックと言う神聖なるスポーツの祭典であってはならないことだ!! 警備は何やってんだか!?」と憤りましたね。

 その後デ・リマは「オールスター大感謝祭」のミニマラソンにてゲストランナーとして出場したり、2007年の東京マラソンで特別招待選手として出場するなど、日本でも知名度の高さを裏付けますね。現在でもマラソンは続けてるのでしょうか?

 突然の乱入騒ぎと言うオリンピック史上最大のハプニングに遭いながらも、それに負けずに完走し銅メダルを獲得したヴァンデルレイ・デ・リマ、彼がアテネオリンピックで残した偉業は多くのスポーツファンの記憶に残るでしょう。

theme : オリンピック
genre : スポーツ

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