日本をダメにした5つの言葉の「大罪」
世の中を見渡せば、どこもかしこも問題ばかり、ニュースや新聞を見れば痛ましい事件だ、迷走する政局だ、腐敗や堕落の現実だと日本社会そのものを憂いたくなるようなものばかりで、このままでは、日本社会はお先真っ暗でより良い社会が出来るわけなどない。社会もそう、政治もそう、教育もそう。それらに関わる事件を見るとなお更だ。
それらの原因って、何かしらの言葉だと思うんだよね。そういうことなのか、ちょっと考えたらいくらでもあるがあまりに多すぎる為「なるほどなァ」と思うわけです。何でこういう体質に成り下がっているのか。何でこういう考えや間違いがまかり通るのか。という疑問。これが日本そのものを堕落させていることに当事者たちは気づいてないだけだと思うんだよ。今の日本の問題点を言葉などに置き換えて検証するが、私なりに「だからダメなんだ!!」「だから日本社会は堕落するんだ!!」と言う考えですので、何卒ご了承してほしい。
その1「和を持って貴しとなす」
この言葉は「揉め事を起こさないで仲良くする」と言うのが意味だが、元はかの聖徳太子が17条憲法に法って制定された言葉で、異なる価値観を持つ者同士、理解して調和しようと言うが、今の政治の世界では綺麗事に過ぎないと思います。
日本はこれまで他国と会談する時、大体相手の顔色を伺ってばかりで自分たちの主張をせず相手の主張を鵜呑みするような対応で、対等な外交を築けない。というのを見るとまさにこの言葉が当てはまる。
相手を怒らせて交渉を破談にしたくないからか、主張するべきところで主張しない。正直言ってリスクを負おうとしない姿勢で見ていてホント情けない。2004年にアメリカでBSEが発生した際、牛肉の輸入再開を目的とした交渉において、日本は自国民の健康と安全を重視せねばならないのに、強気な姿勢でアメリカを怒らせたくないあまりご機嫌取りに終始した。自国民よりも他国のご機嫌か!? これでは日本のイメージまで低下するものでしかない。他国のご機嫌取りばかりする姿勢は「軟弱外交」以外の何者でもないと思うんだよね。なぜリスクを負わないのか? こんな体質だから日本の外交は「弱腰」「3流」と酷評されるんだ! 昨年の尖閣諸島での中国漁船衝突問題でも日本の国益より中国のご機嫌取りを取った。見ていて情けないし、主張するべきところもしようとしない。このままでは他国の圧力にあっさり屈する。というダメな姿を露呈したと言えます。
この言葉の大罪「弱腰外交」です。相手のご機嫌取りより、自分たちの主張すべきところは主張する!!
その2「臭いものには蓋をする」
知られて困ることを一時的に隠す。と言うのが意味だが、今の日本社会の問題点と言える言葉でしょうね。
企業や警察の不祥事などに言えるが、企業イメージなどを傷つけたくないから「その点に関しては分かりません」などと曖昧な姿勢に終始する。テレビやニュースで出た時点で傷がついているし、それでいて事実を曖昧にするのはかえってことをややこしくするだけだと思うんだよね。
2007年に時津風部屋で起こった序の口力士暴行死事件だって、当時の北の湖理事長は「部屋の問題」一点張りで事実をうやむやにしたけど、結局は相撲界のイメージ悪化を恐れての態度でしかないんだよね。その時点で相撲界のイメージは悪化したけど。知られなきゃバレっこないと言うが、これが結局は相撲界に昔からある「かわいがり」という慣習を問題視する事態に発展した。相撲界も隠蔽体質する業界だという認識も広まった。最近では福島第一原発での放射性漏れの危険性を巡って東京電力がホントのことを公表しなかったことだけどね。
この言葉の大罪「隠蔽体質」問題は隠さずオープンに公表しろ!! 隠せば隠すほど問題はさらに大きくなる。
その3「事なかれ主義」
これは日本社会最大の問題点だと私は思います。昨年流行語大賞にまでノミネートされた「無縁社会」を生んだ言葉だと指摘するのも当然です。
児童虐待・名ばかり高齢者問題、さらに教育現場ではいじめが相変わらず起こっている。にも関わらず回りは見てるだけで助けようとせず、事件が発覚するや否や「全然知りません」って平気でしらを切る。問題や事件が起こっているのに見て見ぬ振りして「なかったこと」にすること自体が馬鹿馬鹿しいし許せない価値観だと思っている。
普通問題が起こったら周りが救いの手を伸ばすのが常識なのに、ハナッから「関わりたくない」なんて、人間性の欠片などない。これだから学校でいじめが減らないんだ!! と憤りたくなります。結局は自分のことしか考えない。他人のことなど関係ない。という無関心体質だと思うわけです。これでは不幸をさらに助長するのみ。
こんな価値観が蔓延るようになったのは、道徳が欠如している証拠だと私は思うのです。そういう点ではやはり道徳の授業が大事だと思うんだよね。他人に迷惑をかけてはダメとか、人の性にしないとか、いじめや差別はみっともない行為だとか、困っている人がいたらすすんで助けるとか、そういうところを重視するべきじゃないのかな? 教育者は。
いわゆる「幸福度」でなぜ日本が90位なのか? やはり最大の原因は「事なかれ主義」だと思うんだよ。自分のことだけで精一杯、他人のことなどどうでもいい、自分さえ助かればそれでいいなんていう考えや価値観は社会を腐敗させるだけでダメになるだけだよ。その幸福度で1位となっているデンマークだけど「共生」の精神が根付いているから、問題が起こったら周りがすすんで助ける。と言う考えがしっかりついているし、子供たちにより良い社会となっているからだ思います。事なかれ主義者はデンマーク人の爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいんじゃない?
この言葉の大罪「無縁社会の元凶」問題を無視せずすすんで見つめよう!! 自分さえ良ければいいという考えは今すぐに捨てよう!!
その4「寄らば大樹の陰」
これは日本政府の「アメリカ追従」やプロ野球界の「巨人依存体質」に当てはまると言えます。
自分たちの主義主張をせず、相手が「はい」と言えば自分たちも「はい」なんて、まるっきりイエスマンだ。立場や主張を持とうとせずただ相手についていくのは自分たちの利益になるわけがない。
国際会議において日本はアメリカの主張にただただ「はい」といえば他の国から「日本はただアメリカの言いなりになっている」なんて余計言われますからね。今年のプロ野球開幕問題で、当初セ・リーグが巨人の主張する案にただただ賛同するだけで意見を言わなかったことは、これではプロ野球界はダメになる! と私は思いました。いい加減巨人依存体質を捨てることを望みます。もう巨人がプロ野球をリードする時代ではないのだから。
他に言えることは、異なる意見や考えを異様な目で見る風潮に言えるが。
この言葉の大罪「イエスマン体質」相手の意見を鵜呑みにしてただ賛成するだけでなく、主義主張をしっかり叫ぼう!!
その5「泥棒を見て縄をなう」
これは今の民主党政権の体質に言えるでしょう。
東日本大震災に伴って起こった福島第一原発事故、これに対しことを重く見ずに事態を静観、その後放射性漏れが起こって危険な状態となってから解決策を打ち出した姿勢にはまさにこの言葉が当てはまる。結局多数の避難生活を強いられている人々の不満と顰蹙だけを買った。
ことが大きくなってからでは遅すぎる!! そこで対策を練っても「何だ今頃!!」と怒られるのは分かるんだから。例えたら全焼してから消防車を呼ぶような馬鹿げた考えだ。問題が起こったらすぐに対策を打ち出せばそれでいいのだ!!
この言葉の大罪「後手後手体質」後手に回らず先手を打って問題に取り組むべきだ!! 後からやったんじゃ遅すぎる!!
こういう体質の背景にはこの言葉があると言うけど、いずれも日本社会をダメにしたものだと思います。改めて言うが「日本はこのままではいけない」という危惧は、こういう言葉や価値観をありがたがってはいけない。と言うことだと思います。問題ばかりが蔓延る日本社会、いつになったら子供から老人までもがより良く幸福に暮らせる社会が出来るんだろうか・・・?
それらの原因って、何かしらの言葉だと思うんだよね。そういうことなのか、ちょっと考えたらいくらでもあるがあまりに多すぎる為「なるほどなァ」と思うわけです。何でこういう体質に成り下がっているのか。何でこういう考えや間違いがまかり通るのか。という疑問。これが日本そのものを堕落させていることに当事者たちは気づいてないだけだと思うんだよ。今の日本の問題点を言葉などに置き換えて検証するが、私なりに「だからダメなんだ!!」「だから日本社会は堕落するんだ!!」と言う考えですので、何卒ご了承してほしい。
その1「和を持って貴しとなす」
この言葉は「揉め事を起こさないで仲良くする」と言うのが意味だが、元はかの聖徳太子が17条憲法に法って制定された言葉で、異なる価値観を持つ者同士、理解して調和しようと言うが、今の政治の世界では綺麗事に過ぎないと思います。
日本はこれまで他国と会談する時、大体相手の顔色を伺ってばかりで自分たちの主張をせず相手の主張を鵜呑みするような対応で、対等な外交を築けない。というのを見るとまさにこの言葉が当てはまる。
相手を怒らせて交渉を破談にしたくないからか、主張するべきところで主張しない。正直言ってリスクを負おうとしない姿勢で見ていてホント情けない。2004年にアメリカでBSEが発生した際、牛肉の輸入再開を目的とした交渉において、日本は自国民の健康と安全を重視せねばならないのに、強気な姿勢でアメリカを怒らせたくないあまりご機嫌取りに終始した。自国民よりも他国のご機嫌か!? これでは日本のイメージまで低下するものでしかない。他国のご機嫌取りばかりする姿勢は「軟弱外交」以外の何者でもないと思うんだよね。なぜリスクを負わないのか? こんな体質だから日本の外交は「弱腰」「3流」と酷評されるんだ! 昨年の尖閣諸島での中国漁船衝突問題でも日本の国益より中国のご機嫌取りを取った。見ていて情けないし、主張するべきところもしようとしない。このままでは他国の圧力にあっさり屈する。というダメな姿を露呈したと言えます。
この言葉の大罪「弱腰外交」です。相手のご機嫌取りより、自分たちの主張すべきところは主張する!!
その2「臭いものには蓋をする」
知られて困ることを一時的に隠す。と言うのが意味だが、今の日本社会の問題点と言える言葉でしょうね。
企業や警察の不祥事などに言えるが、企業イメージなどを傷つけたくないから「その点に関しては分かりません」などと曖昧な姿勢に終始する。テレビやニュースで出た時点で傷がついているし、それでいて事実を曖昧にするのはかえってことをややこしくするだけだと思うんだよね。
2007年に時津風部屋で起こった序の口力士暴行死事件だって、当時の北の湖理事長は「部屋の問題」一点張りで事実をうやむやにしたけど、結局は相撲界のイメージ悪化を恐れての態度でしかないんだよね。その時点で相撲界のイメージは悪化したけど。知られなきゃバレっこないと言うが、これが結局は相撲界に昔からある「かわいがり」という慣習を問題視する事態に発展した。相撲界も隠蔽体質する業界だという認識も広まった。最近では福島第一原発での放射性漏れの危険性を巡って東京電力がホントのことを公表しなかったことだけどね。
この言葉の大罪「隠蔽体質」問題は隠さずオープンに公表しろ!! 隠せば隠すほど問題はさらに大きくなる。
その3「事なかれ主義」
これは日本社会最大の問題点だと私は思います。昨年流行語大賞にまでノミネートされた「無縁社会」を生んだ言葉だと指摘するのも当然です。
児童虐待・名ばかり高齢者問題、さらに教育現場ではいじめが相変わらず起こっている。にも関わらず回りは見てるだけで助けようとせず、事件が発覚するや否や「全然知りません」って平気でしらを切る。問題や事件が起こっているのに見て見ぬ振りして「なかったこと」にすること自体が馬鹿馬鹿しいし許せない価値観だと思っている。
普通問題が起こったら周りが救いの手を伸ばすのが常識なのに、ハナッから「関わりたくない」なんて、人間性の欠片などない。これだから学校でいじめが減らないんだ!! と憤りたくなります。結局は自分のことしか考えない。他人のことなど関係ない。という無関心体質だと思うわけです。これでは不幸をさらに助長するのみ。
こんな価値観が蔓延るようになったのは、道徳が欠如している証拠だと私は思うのです。そういう点ではやはり道徳の授業が大事だと思うんだよね。他人に迷惑をかけてはダメとか、人の性にしないとか、いじめや差別はみっともない行為だとか、困っている人がいたらすすんで助けるとか、そういうところを重視するべきじゃないのかな? 教育者は。
いわゆる「幸福度」でなぜ日本が90位なのか? やはり最大の原因は「事なかれ主義」だと思うんだよ。自分のことだけで精一杯、他人のことなどどうでもいい、自分さえ助かればそれでいいなんていう考えや価値観は社会を腐敗させるだけでダメになるだけだよ。その幸福度で1位となっているデンマークだけど「共生」の精神が根付いているから、問題が起こったら周りがすすんで助ける。と言う考えがしっかりついているし、子供たちにより良い社会となっているからだ思います。事なかれ主義者はデンマーク人の爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいんじゃない?
この言葉の大罪「無縁社会の元凶」問題を無視せずすすんで見つめよう!! 自分さえ良ければいいという考えは今すぐに捨てよう!!
その4「寄らば大樹の陰」
これは日本政府の「アメリカ追従」やプロ野球界の「巨人依存体質」に当てはまると言えます。
自分たちの主義主張をせず、相手が「はい」と言えば自分たちも「はい」なんて、まるっきりイエスマンだ。立場や主張を持とうとせずただ相手についていくのは自分たちの利益になるわけがない。
国際会議において日本はアメリカの主張にただただ「はい」といえば他の国から「日本はただアメリカの言いなりになっている」なんて余計言われますからね。今年のプロ野球開幕問題で、当初セ・リーグが巨人の主張する案にただただ賛同するだけで意見を言わなかったことは、これではプロ野球界はダメになる! と私は思いました。いい加減巨人依存体質を捨てることを望みます。もう巨人がプロ野球をリードする時代ではないのだから。
他に言えることは、異なる意見や考えを異様な目で見る風潮に言えるが。
この言葉の大罪「イエスマン体質」相手の意見を鵜呑みにしてただ賛成するだけでなく、主義主張をしっかり叫ぼう!!
その5「泥棒を見て縄をなう」
これは今の民主党政権の体質に言えるでしょう。
東日本大震災に伴って起こった福島第一原発事故、これに対しことを重く見ずに事態を静観、その後放射性漏れが起こって危険な状態となってから解決策を打ち出した姿勢にはまさにこの言葉が当てはまる。結局多数の避難生活を強いられている人々の不満と顰蹙だけを買った。
ことが大きくなってからでは遅すぎる!! そこで対策を練っても「何だ今頃!!」と怒られるのは分かるんだから。例えたら全焼してから消防車を呼ぶような馬鹿げた考えだ。問題が起こったらすぐに対策を打ち出せばそれでいいのだ!!
この言葉の大罪「後手後手体質」後手に回らず先手を打って問題に取り組むべきだ!! 後からやったんじゃ遅すぎる!!
こういう体質の背景にはこの言葉があると言うけど、いずれも日本社会をダメにしたものだと思います。改めて言うが「日本はこのままではいけない」という危惧は、こういう言葉や価値観をありがたがってはいけない。と言うことだと思います。問題ばかりが蔓延る日本社会、いつになったら子供から老人までもがより良く幸福に暮らせる社会が出来るんだろうか・・・?
theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済