分かっているのかいないのか・・・!
未曾有の大惨劇であるチェルノブイリ原発事故から25年目を迎えたようです。
またメドベージェフ大統領は、危険度が最悪の「レベル7」となった福島第一原発事故についても触れ「真実を隠す試みは悲劇につながる」と真相をひた隠すことは悲劇を呼ぶ。と強調したようです。これは未だに情報公開を疎かにしている日本政府への「苦言」なのだろうか。事故当時情報公開しなかったことで近隣諸国に多大な迷惑をもたらしたのだから、真実を隠さず公表すべきだ。と言うことでしょうかね。
しかし「原子力発電は最も安価でエコロジーな清いエネルギーだ」とロシア国内において原発推進を強調するメドベージェフ大統領、チェルノブイリがもたらした悲劇を分かっているのかいないのか・・・!? あれだけ近隣諸国に放射能汚染をもたらし、原子力発電がホントにいいのかという論争に発展し、ソ連の体質までもが批判されたのに・・・。これをウクライナやベラルーシが聞いたら「ロシアにはあの事故で何も学んでいないのか!?」と批判が飛ぶでしょう。
26日にウクライナのヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領らと事故現場を訪問し、事故犠牲者の追悼式典に参加するメドベージェフ大統領、ただウクライナ国内ではチェルノブイリの記憶がある為「反原発」世論が強く、真相隠蔽を悲劇につながると言った一方で原発推進を強調したメドベージェフ大統領に対し、懐疑的な感情が強いかもしれませんね・・・。
ロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領は、チェルノブイリ原発事故から25年に当たる前日の25日、当時放射能汚染の中同原発の事故処理作業に当たった16人の作業員に勇気勲章を授与する式典を開き、その式典にて「国家(当時のソ連指導部)は何が起きたかをすぐに認める勇気がなかった」と当時のソ連指導部が事故を隠蔽し公表しなかったことを批判したようです。当時ソ連がガチガチの秘密主義で、問題を公にしなかったことは無責任だったと責任を認める声明かもしれませんね。メドベージェフ大統領のこの声明は。引用
ロ大統領「真実隠蔽は悲劇に」 チェルノブイリ25年
旧ソ連・ウクライナのチェルノブイリ原発事故は26日、発生から25年を迎えた。
これに先だってロシアのメドベージェフ大統領はクレムリンで25日、放射能汚染の中で同原発の事故処理作業に当たった16人に勇気勲章を授与。この席で大統領は「国家(当時のソ連指導部)は何が起きたかをすぐに認める勇気がなかった」と述べ、公表の遅れを「無責任」と批判した。
さらに、1986年のチェルノブイリ事故だけでなく、福島第一原発の事故からも教訓を学ばなければならないと指摘。「真実を隠す試みは悲劇につながる」と強調した。
ただその一方で、「原子力発電は最も安価でエコロジーな清いエネルギーだ」と述べ、原発推進の方針は揺るぎないことを改めて示した。
メドベージェフ大統領は26日、ウクライナのヤヌコビッチ大統領とチェルノブイリの事故現場を訪問。ロシア正教会のキリル総主教らとともに事故犠牲者の追悼行事に参加する。(モスクワ=副島英樹)
asahi.com(朝日新聞社) 2011年4月26日9時52分
またメドベージェフ大統領は、危険度が最悪の「レベル7」となった福島第一原発事故についても触れ「真実を隠す試みは悲劇につながる」と真相をひた隠すことは悲劇を呼ぶ。と強調したようです。これは未だに情報公開を疎かにしている日本政府への「苦言」なのだろうか。事故当時情報公開しなかったことで近隣諸国に多大な迷惑をもたらしたのだから、真実を隠さず公表すべきだ。と言うことでしょうかね。
しかし「原子力発電は最も安価でエコロジーな清いエネルギーだ」とロシア国内において原発推進を強調するメドベージェフ大統領、チェルノブイリがもたらした悲劇を分かっているのかいないのか・・・!? あれだけ近隣諸国に放射能汚染をもたらし、原子力発電がホントにいいのかという論争に発展し、ソ連の体質までもが批判されたのに・・・。これをウクライナやベラルーシが聞いたら「ロシアにはあの事故で何も学んでいないのか!?」と批判が飛ぶでしょう。
26日にウクライナのヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領らと事故現場を訪問し、事故犠牲者の追悼式典に参加するメドベージェフ大統領、ただウクライナ国内ではチェルノブイリの記憶がある為「反原発」世論が強く、真相隠蔽を悲劇につながると言った一方で原発推進を強調したメドベージェフ大統領に対し、懐疑的な感情が強いかもしれませんね・・・。